16話ー眠い!
眠いなぁ…先生がなんか自己紹介とかしてるけど眠すぎてきけねぇよ!でも寝るなら棺桶で寝たいし~……
「ふわぁ…」
「なにアンダバード、眠いのか?」
なんかアオイが話しかけてくれてるがあんま聞こえない…もうちょっとでかく喋ってくれないか?
「おい、聞こえてんなら反応しろよ」
「あー、すまんな…眠くて」
「やっぱりそうかよ、なんでこんな朝っぱらから眠くなってんだよ、ちゃんと睡眠とってんのか?」
「とってないに決まってるだろ、我をなんだと思ってる、吸血鬼だぞ?」
「……吸血鬼だからって寝れねぇのかよ?」
「他の吸血鬼がどうかは知らないが、我は寝れないし、寝たらこの時間起きれないから寝てないんだよ、理解しろ」
「できるかぁ!俺は人間だぞ?魔物の体質とか理解できるわけないだろうがアホか」
「おい、一様我、貴族なんだが……」
「あ、そうか、アンダバードって侯爵家の吸血鬼なんだっけ?てか、アンダバードって長くていいずらいな」
「なら、略せばいいだろう?」
「いいのか?ならアンバか、アンバって呼ぶわ」
「なんか気持ち悪い呼び方だが、それが良いんだったら良かろう…でもそれってあだ名になるよな、だったら我もあだ名で呼びたいぞ?」
「好きにしろや」
言い方キツくね?
「んーとなぁ…でもなぁ、もともと短いもんなぁ……アオ?アイ?オイ?アオっちか?いや、それともイッチか……?」
「アンバ、意味不明なあだ名考えんのやめろ、別にイッチでもな…?良いけどよぉ」
「じゃあ、アッチな!」
「アッチかよ、お前もなかなかキモいあだ名考えてんだよなぁ……」
「失礼なこと言ってるのわかってるか?」
「わかってるにきまってんだろ、失礼だなぁと思いながらいってんだよ」
「えー、アッチ怖いんだけどぉ~?」
「……なんだろう、うざい女子みたいになんないでくれ!妹を思いだしちまうじゃねぇか!」
「え?アッチ妹いるのか?」
「いるぞ、2歳差の妹が一人と、5歳差の弟が一人、アンバは?」
「我か?我はなぁ、2歳差の弟がいるぞ!」
「おー、同じ2歳下か、じゃあ妹とアンバの弟は2年後同級生になっつーわけか」
「あーそういうことになるな!」
てゆうか、まったく先生の話を聞いていなかったな……俺ら、まぁいいや、名前とか覚えなくていいだろ、今はアッチとの会話に集中だな……
◇◆◇◆◇◆◇ツキ視点
兄がいなくなるらしいときいた時、喜びと同時に悲しみが謎に来てしまったツキこと有山光太郎ですが、もう俺がこの世界に転生してきて10年がたちました、時間の流れって早いねぇ……兄のことを嫌いになってからもうこんなにですなぁ、でもさ?あれは嫌いになってもいいよね?だって、いつのまにか消えて、いつのまにか帰ってきて、ごめんとゆう思いがあまり伝わってこなかった!確かに謝られはしたよ?でもさ、誠意が俺には伝わんなかった、本当に申し訳ないと思ってんなら、心に秘めずにちゃんとオーラにまとえってんだ!
だから俺は、あれから兄をおもいっきり無視していたのだが、最近は兄がしつこくきててうざかったんだ、だから学園にいって正解だよ、兄?兄は俺に会えなくて悲しいかもだけどね♪
はぁでも、申し訳ないことしてるとは思った時もあったよ?あったけど、あのうざい顔みると、別にいいやって思っちゃうんだよね~、ちなみに俺は、この世界が乙女ゲーの世界なんじゃないかって思ってきてるんだよね……
何故かって?俺の見た目がねぇ、乙女ゲーの攻略対象ににてるんだよ、で、名前もうろ覚えだけどツキとかな感じだった、で、国の名前も乙女ゲーの世界と同じなんだよね、これもうそうじゃん?俺、乙女ゲーの世界に転生してんだなと、だけど、攻略対象の俺が吸血鬼だとは初しりですね、まぁ俺はこのキャラを攻略してなかったからわかんなかっただけだおもうけど……それに、兄がいるともなかったもんなぁ…はぁ俺の兄隠し要素すか?
でも俺も二年後に入学か、そしたらまた兄と同じ空気を吸うことになる…もうこの時点で最悪だよ!夏休みとかにも兄帰省してくんのかな?帰ってくんなクソ兄が!鬼は外だよ!福だけしかここにはいってこないで!邪悪な魔物はしっしだよぉ!
16話おわりんりんです!久しぶりに他視点でてきましたね!それにアオイくんじゃなくて、ツキ視点とゆう、ツキの情報によると、この世界は乙女ゲーらしいですねぇ?何を言ってるんでしょうか……前世とか僕はなにも知らないんですけど、そもそも前世ってあるのかな?僕はこの世界しか世界を知らないからねぇ、わかんないんだけどねー、転生ってのもなに?この世界で人々は作られるんじゃないのかな?
以上!文字数稼ぎ回でしたー
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