ぎるど!

というわけでやって来ました冒険者ギルド!


周りの建物と比べて大きめな2階建ての冒険者ギルドの建物には到着。


冒険者ギルドの扉を開けると、扉に取りつけられてたベルがカランカランと鳴る。中には武器を携帯した筋肉大男や、ローブを着た魔術師っぽい人達がこちらに視線を向ける。


そのまま受付まで歩みを進める。そして栗色の髪をボブカットした受付嬢に話しかける。


「お姉さん、登録したいんだけど」

「はい、冒険者登録ですね銅貨3枚になります」


俺はロー君のお財布から銅貨3枚を取り出して渡す。受付嬢から登録用紙を渡され、名前と年齢を書く。ピチピチの18歳だ。


書き終わった用紙を受付まで持って行くと冒険者についての説明が始まった。


「……依頼を達成してから3ヶ月以内に次の依頼を受けなければ更新切れという形で登録が抹消されます。お気お付けください」


説明後にFランクを示すプレートが渡された。全部聞いた感じ、ランクがFからE、D、C、B、A、Sって順であって功績と実績によって上がってくらしいね。まあ俺はいつまでこの身体でいるかもわからないしそんなに上げる気は無いのだけど、ちょっとは冒険者っぽい事したいよね。


「ねぇお姉さん、今一番稼げる依頼って何?」

「今でしたら王国と帝国の戦争が始まるそうで傭兵依頼が多額の報酬になってますよ」

「じゃあそれ受けたいんだけどFランクでも行けるの?」

「この依頼でしたらランクは無制限です。明日の朝に北の門前に行けばよろしいですよ。詳しい事はあちらに依頼者が貼ってあるので見ると良いですよ」

 

壁に貼られている依頼書を見に行く。


『生存し帰還出来た者に報酬は一律大金貨100枚に加え、Bランク以下はランクを一つ昇級、功績によってBランクもAへの昇級検討します』


これ王国が帝国に勝つ前提の報酬だよな。まあどちらにせよ戦争じゃ一気にスキルが増えそうだし行くのは確定だな。


今後の方針が決定したのでギルドから出て路地裏に入る。


さっきから視線を感じてたからね。


「ははっ自分からこんな所に入って来るとはバカだなぁ」

「金を置いてったら命だけは助けてやるぜぇ」


そう言いながら片方の男が懐から短剣を出す。


おおー多分この人達は新人狩りだな。俺が何の武器も持って無いから狙ったのかな?


取り敢えず【千里眼】で相手の事を見る。


種族:人間

名前:ドロウ

レベル:25

スキル

【恐喝】

称号

【犯罪者】【D級冒険者】


種族:人間

名前:ボウス

レベル:23

スキル

【逃走】【剣術】

称号

【犯罪者】【C級冒険者】


いや、よっわ。


遊戯神の興】で輩2人を収納する。


ちょうど【遊戯神の興】の中に生物を入れる事が出来るのか試したかったんだよね。それと生きてたら中の感想聞きたかったから人間がよかったし。


さーて、あの依頼は明日出発らしいそれまで何してようかな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7月5日までお休みします。

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