健康以外に興味はありません

「「「…………へぇ」」」



「リアクション薄くないかなぁっ!?」




 ――――本音を言えば。



 あたしは、この話を笑ってほしかった。笑いものにしてほしいんじゃなくて、笑って済ませられるような一種のバカ話として、けらけら元気に笑い飛ばしてほしかった。



 とはいえ、そのためには状況が突飛過ぎた。



 現代において中世ファンタジーみたいな、吸血鬼に出遭ったなんて前提条件を、すんなり信じてもらえるとは思えない。でも、そこをまず呑み込んでもらえないと、耳の先まで熱くなるあの赤っ恥を話しても意味がない。



 なので、ちゃんと事実なのだと、夢でも妄想でもないのだと。



 そう信じてもらうべくあたしは、国語の朗読以上に熱量たっぷりに語ってみせた。



 実態通りに生々しく、実態以上におどろおどろしく。



 音も、血の赤も、瞳のあかも、鉄臭さも、翼の起こす風の感触も。



 丁寧に丹念に、語り語りちょっとだけ盛って騙って、話のさわりを情感たっぷりに聴かせたのだ。実に五分もかけて。




 その、感想が、3人声を揃えての『へぇ』2文字。




 ――――――――いやおかしくないかなぁっ!?





「もっと驚いてよ! 反応してよ! 吸血鬼に遭遇したんだよあたしっ!?」



「は、はい……災難、でしたね、リルさん……」



「いやちょ、そんな電車で痴漢に遭ったのを慰めるような感覚!? 次元が違うでしょ文字通りにっ! 吸血鬼だよ!? きゅ・う・け・つ・き!!」



「そないがならんでも聞こえとるわ。まぁ五体満足みたいやし、怪我ぁなくてよかったのぉ夜霧」



「ありがとうでもそういうことじゃないっ!! なんでそんなすんなり受け入れてんのさ話したあたしが言うのもなんだけど!! だって、だって吸血鬼だよ!? あり得ないでしょ普通に考えたら――」



「……………………はぁ~……まさか、とはね……」




 本当なら立ち上がって、声高に反応の小ささに抗議したかったけど。



 それを封じるように膝の上から動かない和ちゃんが、何故か頭を抱えて深々と溜息を吐いていた。




「な、和ちゃん……? そのリアクションは、……なに……?」



「いいえ、時に人間の中には信じられないレベルのバカがいるけれど、まさか友人にその類が紛れているだなんて思わなかったから…………呆れを通り越して驚嘆しているわ」



「……………………え今もしかしてあたしバカって言われた?」



「ストレートにそう言ったつもりよ。――――褒、今って西暦何年?」




 スマホどころか壁のカレンダーを見るだけで一目瞭然なことをわざわざ問われて。


 褒ちゃんは、可哀想におろおろと辺りを見回して……結局、そのおっきな胸の前で手を組んだまま、訊かれた通りのことを答えた。



「に、2025年、です、けど…………え、えと……」



「うん、ありがとう。大丈夫よそれが聴きたかっただけだから。――――硝、『進化系統を異にする人類の近縁種たる知的生命体群、通称『吸血鬼』における基本的人権に関する国際条約に基づく日本国の意志表明及び『吸血鬼』の社会における生活基盤の規定、また基本的な権利に関する法律』、別名『』が施行されたのはいつ?」



「社会科のテストかいな、入試でもう十分やってんそんなん…………2013年やろ?」




 甚く眠そうに硝くんは答えて、見せつけるように欠伸をしてきた。



 …………ひと息で言うにはあまりに長過ぎて、途中から全然聞き取れていないのだけど……なんか最後、『ヴァンパイア人権法』っていう、その、よく分かんない言葉が聞こえたような……。




「吸血鬼は実在するわよ。10年以上前、政府がその存在を認めさせられ、今では人権も与えられているわ。常識でしょうに」




 凄く、凄く分かりやすくまとめられた結論に。




「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」




 ――――――――あたしは、分かりやすく絶句した。




 言葉を失う以外に、どうしろって言うんだ。




 実在する? 吸血鬼が? しかも法律で人権まで定められて? 10年以上前から?




 …………常識ががらがら崩れていく、ジェンガみたいな音が頭の中で響く。……そりゃあ、あたしは頭がいい方じゃない、授業なんて結構聞き流してる。けど、でもそれでも、…………え、本当に?




「…………本気で知らなかったなんてね。リル、あなたニュースとか新聞とか見ないタイプの人類?」



「…………………………………………………………………………」



「……褒、今なら敵討ちできるわよ。揉んであげなさいこの背伸びしてBをつけているA寄りのお胸様を」



「ぴぇっ!? …………お、怒られません……です?」



「怒るよっ!! まぁまず和ちゃんをだけど!! ――――人がびっくりしている間になにを唆してんのかなぁっ!?」




 ぐりぐりとこめかみを拳骨で押さえつけてやるけど。


 和ちゃんはまるで堪えた様子もなく、胸元からするりとスマートフォンを取り出してみせた。




「まぁ嘘だと思うなら、スマホでもなんでも使って調べてみれば? 吸血鬼との遭遇なんて、犬の散歩と出くわすのと変わらないことが分かると思うわよ」



「っ……あたし、スマホ持ってないし……家にテレビもないし……」




 ……正確に言うと、お母さんはそれくらい買うと言ってくれている。あたしが、頑として断ってるだけだ。


 なくても生きていけるものにお金をかけるなんて、勿体ないじゃないか。




「だったら学校での授業くらい真面目に聴いとかんかい。今時この件をスルーできる教師はおらへんで?」



「ぐっ…………」




 硝くんにその点を指摘されると、あたしはなにも言えない。


 なにしろ硝くんは、真桑硝は、入試でトップクラスの点数を記録して入学したという、ある種の伝説を抱える人なのだ。明確に頭がいい人に『ちゃんと勉強しろ』と言われてしまうと、なんにも言い返せない。



 こういうとこなのかなぁ、あたしが硝くんを苦手なのって。



 いや別に頭がいい人が嫌いで、バカな人が好きな訳ではないけど。




「それにしても、今時堂々と人間を襲う吸血鬼がいたなんてね……リルの話で、そこが一番の驚きどころだったわ」



「……? 吸血鬼って、人間の血を吸うんでしょ? 人を襲うのって普通じゃないの?」



「そないな危険生物やったら人権なんか認められへんわ。阿呆が」



「うぐっ」




 それは、確かにその通りなのだけど。



 バリバリの関西弁で普通に罵倒されると、思ったより精神に刺さる……。




「人権が保障されるということは、法が適用されるということよ。法律上は人間も吸血鬼も同じ……吸血鬼が人を襲えば、当然暴行罪や傷害罪に問われるわ。……それでなくたって、今は吸血衝動の弱い子が多いから、必死に血液を求める必要もないしね」



「へぇ~、そうなんだ。――――和ちゃんはかしこ可愛いなぁ♪」



「自分のバカさ加減から目を逸らさせようったってそうはいかないわよリル」



「……………………」




 話への反応はすこぶる鈍かったのに。


 言葉のナイフは絶好調に鋭かった。




「で、でもリルさん……本当、に、大丈夫、でしたか……?」




 ぐさぐさぐさぐさ、黒ひげ危機一髪も斯くやとばかりに言葉で刺しまくってくるふたりに対して。



 うるうると瞳を濡らしながら、机の上で正座している褒ちゃんは、治癒魔法みたいに温かい言葉をかけてきてくれた。




「あの、その……血、血を、吸いたくって、我慢できないって吸血鬼、も…………いるには、います、から……だから、その、か、噛まれたり、乱暴されたり、とか――――ひゃうっ!?」




 前屈みで覗き込んできて、心配で泣きそうになってくれてる褒ちゃんを。



 あたしは、がばぁっ、と捕食せんとばかりに抱き締めた。




「っ……ちょっと、リル。体勢きついのだけど――」



「うぁああああああああああああああああああああああ褒ちゃんは優しいなぁ可愛いなぁいい子だなぁっ!! さっきは痛くしてごめんねぇっ!! 次は優しくするからねぇっ!!」



「つ、次がないと嬉しいのですけど……!? ……そ、それで、リルさん、怪我とか――」



「なぁいよぉ! ん~、心配してくれるのは褒ちゃんだけだよ~好き好き褒ちゃん大好き愛してる~♪」



「好っ!? ちょ、あ、にゃ、にょ、しょにょ……!?」




 テンパって日本語も覚束ない褒ちゃんは本当に可愛いなぁ!


 ほっぺ柔らかいし! 髪さらさらで銀色で綺麗だし! すぐ泣いちゃうのも庇護欲くすぐられてグッド!




「……それと比べて、友達の一大事に言葉の刃投げつけてくるだけのふたりときたら……」



「儂らのこと言うとるんか我コラしばくど」



「『信号が赤だったから渡ったら撥ねられそうになった』みたいな話をされてもね……」



「大体、一番に怪我の心配したったのは儂やないけ。記憶を好き勝手改竄すなや。…………まぁ重篤なんは怪我よりも頭の方やった訳やけど」



「好き勝手具合では絶対に負けてると思うなぁあたしは! 硝くんに! ――――見ての通りだよ。別に怪我とかしてないし、噛まれてもないし血も吸われてないよ」




 何故だか目を回しちゃった褒ちゃんを机の上に安置して、あたしは髪をどかして首筋を見せてあげる。



 硝くんは何故か目を逸らしたけど、代わりに抱えている和ちゃんが、接写も接写、それこそ今から噛みつこうとしている吸血鬼みたいに、目を光らせて首の周りを見つめてきた。




「……確かに、噛まれた跡はないし、唾液の臭いもしない。無事に済んだようでなによりね」



「そりゃあ拒否るよ。全力で拒みましたともさ。だって――」



「……まさかこの期に及んで、『吸血鬼に噛まれたらあたしも吸血鬼になっちゃうから~』とか寝惚けたこと言わないわよね?」



「え!? そうなの!?」



「俗信よ忘れなさい。……で、実際のところは?」



「え、あ、全力拒否した理由? そりゃそうだよ、だって――」




 だって、当たり前じゃん。



 想像するだに恐ろしい。思い浮かべるだけで総毛立つ。今だって全身が泡立って寒気がして、恐くて恐くて仕方ない。



 



 人から噛まれるのを拒否する理由なんて――――たったひとつに決まってる。









「だって――――人間の口って、身体の中で一番バイ菌が繫殖してる場所なんだよっ!?」







「「「…………」」」




「一説によると不潔具合ではトイレの便座にすら劣るレベル……どれだけ歯を磨いても、マスクをつけても、呼吸を最小限にしようと関係なく! いつもいつでも口の中には雑菌が跋扈してるんだよ!? そんなバイ菌まみれの歯が、直接血管に入り込むとか…………っ、恐くて恐くてしょうがなかったよっ!! どんな病気になるか、可能性を考えるだけで鳥肌が立っちゃって…………うぅぅぅ……っ」



 あぁもう、これ以上は考えたくない!


 本当に、本当によかったと思う! あんな超のつく戯言を真に受けて帰ってくれた吸血鬼に感謝しかない! 迫り来る病魔のリスクに晒され続けるくらいなら、まだ走って転んで骨折するくらいの方が100倍マシだ!



 ……落ち着いて……深呼吸……深呼吸……。



 …………あの時の恐怖まで思い出しちゃって、思わず声を荒げちゃったけど……どうやらクラスメートはあんまり気にしないでくれたみたいだ。各々好き好きにお喋りしている。ちょっとそれにはほっとしつつ、視線を近くに戻すと――





「「「…………はぁ~……」」」




 三者三様の姿勢で天を、っていうか天井を仰いで、盛大に溜息を吐いておられた。




「……? みんな、どうかしたの?」



「我の頭イかれとる点に呆れ倒しとるところやド三一さんぴん



「…………そう、でしたね……。リルさん、度を超えた、健康オタク、でした……」



「こういうところが面白くて、私はリルを好きなんだけどね……初めて知ったわ。笑いって通り越すと呆れに到達するのね」




 ……よく分かんないけど、取り敢えず小バカにされているのは分かった。



 褒ちゃんは味方だと思ってたのに……健康オタクってなにさ言うに事欠いて。そりゃあお弁当は玄米と野菜中心で、毎日のジョギングは欠かさなくて、夜更かしはしないでいっつも夜10時半には寝ているけれど――――他にもまぁ、色々やってはいるけれど。




 日々を健康に生きるためには、当たり前のことじゃんか。



 ほんのちょっと、人よりそれを意識しているだけの話だ。



 それをオタクだなんて失礼な……もう1回その胸を揉みしだいてやろうか。






「で、本題は?」




 って。



 両腕を突撃させる準備を整えていたあたしに、和ちゃんが不意に問いかけてきた。




「…………本題?」



「知能指数ダチョウ並みかしら? ……あなた、話の前置きの前置きとして、『現実味のないこと』ともうひとつ、『自分でもどーかと思うこと』って言っていたでしょう? 前者はあなたが非常識だったが故の誤認だということで片付いたけど、?」



「――――っ!!」




 そう、だった。



 元はといえば、笑い飛ばしてもらおうと話を始めたんだった。いつの間にか軸がぶれていたけれど、確かに本題はそこ――――でも、でもでもでもだ!



 今、オチを話せる雰囲気じゃない!



 前半部分が、吸血鬼が現れた部分がおどろおどろしいからこそ! 後半のオチを、あたしのやらかしを! 下らないと笑って流せる土壌が築かれるというのに!




 そういうの全部なくなった!!



 むしろあたしをめちゃくちゃバカにしているこの空気で、あんな、あんなことを言ってしまったと知られたら、在学中の3年間ずっといじられる!!




「っ……い、いやー、そ、そのふたつはおんなじ話題についてでしてね和ちゃ――」



「嘘を吐く時、必ず左へ目を逸らす。……それに、わざわざ人の血を吸おうと襲ってきた吸血鬼を、あなたがどうやって追い払ったのか――――そこも、聞いていないわね」




 エスパーですかあなたは!?



 正にそこなんです笑い飛ばしてほしかったところ! やらかしたところ! そしてこの空気では絶対に話したくないところは!!




「図星を突かれると、下唇を噛む」




 つ、と。



 悪戯っぽく微笑みながら、あたしの唇に触れるその指には、ちょっと、ドキッとしたけれど。




 それと! これとは! 話が! 別!




 っ……なにか、なにかないか。うまいこと話を逸らせるきっかけ、契機! なんでもいい、どんなお粗末なものでもいいから、今だけはちょっとだけあたしに都合よく世界よ回ってくれ――――!







 ――――がらがらぁっ、と折も勢いもよく、教室前方の扉が開いた。





「はざーっすクソガキ共。朝のHRを、めんどいからさっさと終わらせるっすよ」



「ぁ……ね、猫屋敷先生、来ました……です」




 褒ちゃんが真っ先に気づいて、一瞬、みんなの視線が入ってきた先生へ釘付けになる。



 まだ10代後半にも見える童顔だけど、髪がメッシュみたいに白髪交じりなポニーテール。せっかく可愛い顔なのに、全てを台無しにする不機嫌面。あたしなんかよりよっぽど色濃い隈を刻んだ眼を尖らせて、猫屋敷京古みやこ先生が登壇した。




「……ほ、ほらみんな。先生来ちゃったし、席に戻んないと怒られ――」



「あの京古が、席に着かない程度でいちいち咎めるような繊細さを持っていると思う?」




 ……思ったよ、自分で言ってても無理があるって。



 和ちゃんの言う通り、先生が来て連絡事項を話しているというのに、誰も注目しないし、お喋りをやめない。そして猫屋敷先生も、そんなのお構いなしにだらだら喋っている。



 いや、あたしも生徒としてはだいぶ不適格なのを承知の上で言うけどさ。




 猫屋敷先生、教師向いてないよ絶対!




「一限始まるまであと10分あるわ。ええからさっさと話しとき夜霧。むしろ愉しみになってきたわこれ以上の呆れが待ってる思たら」



「そんな邪悪な笑み浮かべた奴に恥を晒せと言いますか!? 鬼だよね硝くん!」



「で、でも……あ、あんまり溜め込んだまま、だと……身体に、よくない、ですよ……? リルさん……」



「うぅぅぅぅありがとうね褒ちゃん心配して言ってくれてるのは分かるんだけどそれはそれとして――」



「言質取ったわ。これから聴けるのは夜霧リルをして『恥ずかしい』と言わしめるほどのやらかし、黒歴史という訳ね。っふふふ、楽しみ、楽しみ……♪」



「悪魔だーっ!! あたしの膝の上に悪魔がいるーっ!!」




 正面は天使、横には邪悪、そして膝の上に悪魔。



 なんだこの最悪なフォーメーション。



 何故だか興味津々になってしまっているみんなの前であんな、あんなことを話すのか? あんな、あんな恥ずかし過ぎる言い訳を。



 前世であたしがなにしたっていうんだ。



 どういう権限をもってしての罰ゲームだこれ。



 あと10分……一限が始まるまで粘ればワンチャン、流してもらえないだろうか…………無理だなー。無理だろうなー! 絶対に逃がさないって獲物を捉えた目ぇしてるもん膝の上の悪魔が!




「えー……あと、これは退学にも繋がりかねねー大事な案件なんすが――」



「ほらほらほぉら、早く口を割りなさいリル。安心なさい、ちゃんと笑ってあげるから」



「せやなぁ。どないな奇天烈発言が飛び出るんか楽しみやわぁ」



「り、リルさん……」




 猫屋敷先生の声を掻き消す、三者三様な催促。



 ……それでもどうにか、逃れる手段へ必死に思考を巡らすあたしは、段々とぐるぐる視界が回り回ってきて――――三人の視線がぐにゃぐにゃと、歪んでるように見えてしまって――













「――――あぁーっ!! や、やっと……やぁっと見つけたぁっ!!」







 ――だから、耳を劈くようなその声に対する心構えが、なんにもなくって。



「ひゃんっ!?」なんて、背中に氷を入れられたような悲鳴を上げながら。



 身体は反射的に、声のした方を向いていた。




「…………?」




 教室へ続く扉を開けた格好で、腰を90度曲げてぜぇぜぇ息を吐くその人は。




 真っ赤な髪と、真っ赤な瞳をした、男子生徒は。




 ――――凄く凄く嬉しそうに、真っ直ぐ、あたしのことを見つめていた。

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