奇乃堂の独り言

小道けいな

7月22日 はじめなければ、はじまらない

 徒然なるままに――なのか、春はあけぼの――なのか、移り気な私が書くブログは謎ジャンルだった。料理や外出、趣味に特化されていたら、運営さんがおすすめのブログ会社のところでブログ開設でもいい、と思えたのかな? 統一されていないと気づいているなら、ジャンル定めて新たな出発もありではないか、と、いう発想もあろう。

 そして、この状態になった。

 エッセイにしよう、と。あれ? でも、エッセイだって、方向性はあった方が読みやすいよね? 日常ってすればいいのかしら?

 私はあれこれするから、日常だね。日常……非常にあいまいになっている、私の中の定義。


 とはいえ、方向を絞った場合、たぶん、いつまで経っても更新しない項目になる。外出といっても、決まったところしか行き来しないし、行くとすると、毎年恒例酉の市くらい。酉の市で東京に行くとなると、ここぞと行きたかったところに行く。が、大体同じところに行っているかもしれないが、それはそれだ。近所じゃないだけ話題性はある!


 食に絞った場合、誰かのためになるような内容は年に1回あるかどうかな気がする。あんまりまめではない。どこそこの大福美味しかったってのもあんまり書かないし、レシピを見つけて書くため、状況は書けても著作権を考えるとレシピは書きづらい。例えば、引用先が書ければいいけど、大体うろ覚え。書いている場合は、私の適当か元がはっきりしている場合。


 かといって、ハンドメイドも語学も誇れるほど進んでいない。

 結果、絞ると書くことがなくなる。広く浅いのが原因だろう。何か語れるものを持っている人を素晴らしく思うし、うらやましく思う。広く浅いがうまく機能すればいいのだが。


 ブログ書いていた理由は文章の訓練であった。途中で、軽い文章を書くっていうのも入った。文章を書く仕事で「固い」と言われたのだ。わかっている、わかっているのだけれども、さじ加減がわからない! 一応、そこの人は「明るい性格で元気なかつ丁寧語で話す若い女性キャラ」をイメージして書いて見れば、と、助言してくれた。仕事で書いているはずなんだから、出来るでしょ、ということだ。確かに、一理ある。で、絵も描いて、キャラクターも作った。が、その後、その事業がなくなった……仕事、なかった――までセット。

 結局改善されてないよ? いや、少しは「こりゃ固いわ」と感じるような心は根付いたよ。SNSに書き込んだ時「うわー、固いなぁ……」とうめいて一旦取り消すか悩んだことあるくらいに。


 文章の訓練ということと、ブログの引っ越し。新しいところを増やすぐらいなら、カクヨムで定期的に書きつつ、小説もアップできれば最高だと気づいたのだ。


 ただし、ブログとの最大の違いは、写真使えないことだ。

 最初、カクヨムだったら言葉で説明しないといけないし面倒くさい、かな? とか考えた。が、大体、写真撮って載せるってことしてないんだよ……豆に。そんな人間が「写真載せられないのか」と悩むのがおかしいって気づいた。

 そもそも、文章書く練習をする人が、言葉で説明するのを面倒くさがってはいけないのではないか?


 と、いうわけで、日常系エッセイ、だと思う物を開始することにした。

 最初、自分に向け仕様書として一回の文章は上限3000字にした。が、今回すでにそこまで行ける気配がない。濃い文章を書くにはすること考えることがしっかりしていないといけないのかもしれない!?

 むしろ、更新が定期的よりも、一定字数で書けるようにする訓練をすべきなのかもしれない……と、思ったところで一回目は終了する。

 2000字上限かな、と軌道修正中。

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