猫の思い出

立ち読み愛好家

第1話 最初の猫

思い返せば、かれこれ40年以上猫を飼っていた。

最初の猫は押しかけペットである。

今で家族団欒をしていたが、お勝手のほうからガラスが割れる音がして、何かなと思っていたら近所の野良三毛がニャーと言って入ってきた。そうかそうか、飼って欲しいのかと飼ってやることにした。

その後我が家はは引っ越したのだが、当然猫もつれていくことになった。

引っ越し後、三毛猫は子猫を産んだのだが、子猫を放置して数日行方をくらませた。

しばらくしたら帰ってきたので、よかったよかったと迎え入れた。

この当時、猫は放し飼いで、基本自由にさせておいた。

不妊手術とかしなかったので、勝手に妊娠しては家で産んで戸上ことを繰り返したが、その後帰ってこなくなった。

心配はしたが、三毛の生んだ猫が残っていたので、探しに行くわけにもいかず、放置した。

三毛の生んだ猫にもメスが居て、この雌猫の一匹が何があったのか自分が生んだ猫も含めて子猫をかみ殺してしまい、その後ほかの家で拾われた猫を勝手につれてきた。

その後、最初の三毛が生んだ猫は全滅して、上記雌猫が連れてきた猫だけ残ることとなった。

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