登場人物紹介

【藤宮詩織(ふじみやしおり)】

 高校の国語の先生。

 冷静でロジカルだが、時折楠木の言語暴走に本気で困っている。

 音楽にもある程度造詣がある(ヴィオラを弾いていたことがある)。

 「頭痛が痛い」などの重言や文法間違いに過剰反応する癖がある。

 本当は比喩表現を愛する元(現役)文学少女。


【楠木つむぎ(くすのきつむぎ)】

 文法崩壊系女子高生。

 文法と論理を置き去りにし、主語述語がねじれ、接続詞が裏切り、形容詞が感情で殴ってくる。

 文法は崩壊しているのに、なぜか感情は伝わる。

 思いつきで喋る、造語や誤用の宝庫。

 自分でも何を言ったかよく覚えていない。

 藤宮にしょっちゅうツッコまれるが、めげない。

 実は、幼少期から周囲にツッコまれ続けたせいで、脳内に勝手に「天の声さん」が出現した。


【天の声さん(楠木)】

 楠木の脳内に存在する、自動ツッコミ機能。

 男性のやたら良い声で喋る。

 時には藤宮先生のような口調になることも。

 正体は楠木自身の思考整理機構。


【天の声さん(藤宮)】

 藤宮の脳内に存在する何者か。

 女性のかわいらしい声で喋る。

 正体はツッコミし過ぎて疲れ果てた藤宮が癒しを求めて無意識に作り上げた、ある種のイマジナリーフレンド。


【朝比奈澪(あさひなみお)】

 音楽の先生。

 割と常識人。

 ときどき参戦しては、専門知識で静かに燃料を投下する。


【滝川ちあり(たきがわちあり)】

 英語の先生。

 翻訳マニア、兼、映画マニア。

 小説や映画など、英語でのオリジナル版と日本語の翻訳版を比較することが趣味。


【めんどくさい何者か】

 名前不定、姿は黒子(コナンの犯人風)。

 豊富な知識を武器に、話を面倒な方向へ引っ張る。

 たまに出てきて藤宮を困らせる。

 一人ではないのかもしれない。複数人いるのかもしれない。


【たまたまいた人々】

 吹奏楽部員、弦楽部員、先生たち、その他その場にいた誰か。

 会話の合いの手やツッコミ、ボケ要員。

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