第40話
「今更じゃがどういうスタンス何じゃ?」
「とりあえず生き延びたい?」
正直この世界の事よく分かって無いから色々調べないといけない。
「田舎とかで戦力を整えたい」
「所でそれにしてもスライムの冒険者って何者なんだ?俺が知らないだけで普通なの?」
バステトに聞いてみる。
「普通じゃないにゃ。まず魔物使いのジョブを持ってる人や、洗脳スキル持ちの人間がいるから魔物が冒険者達と一緒に居るのは不思議じゃないにゃ。でも魔王のスパイじゃないかにゃあ?聞いた事無いにゃ。どちらにせよ魔物は冒険者登録出来ないはずにゃ。なのに人間に変身して冒険者を名乗ってたから完全にアウトにゃ。不正があるにゃ」
「アルフィリアは動ける?」
「辛いきつい。魔力使い過ぎた。しかも霊体の魔力回復の仕方がよく分からんぞ」
霊体モンスターになって初日な為、経験不足な様だ。
「とりあえず軽くキスして見るかの」
「ふえ」
口びるを奪われた。
なんか一瞬寒気
「口びるが甘いのお。ふーむほんのちょっとだけ魔力が回復したの。生気吸ってみた」
「怖すぎるよ」
「すまんすまん」
「気軽にマスターに手を出さないで下さい!」
「ほほほ。嫉妬かの?ほれ吸ってみい口と口で」
「そ。それは」
モジモジ
「おほん」
「所で逃がしちゃっても構わないかにゃ?正直この戦力で3階層来られると迎撃に失敗して攻略されそうにゃ」
「外に逃げるなら逃がしちゃっても良いけど出来れば捕まえたい」
「さすがに殺す気でやらないと戦いにならないにゃ」
しょうがない
「分かった殺す気で戦ってくれ」
「それにしても魔力回復薬とか無いのかな?メニューに無かったんだよ」
あっそうだ
「アルフィリア魔力回復薬とか知ってる」
「知ってるのじゃ」
よしアルフィリアに買い物出来る権利を与えると。魔力回復薬買える様になった。幾つか購入して。アルフィリアに使ってくれと言って見たけど。
「効果無しじゃな生者用という事じゃの。飲めぬ」
アルテミスとバステトとリリムには効果ありそうだった。
「5割も自然回復量をあげる薬。な筈じゃ。代償に腹が空きやすくなる」
代謝アップするんだろうか?
「凄いにゃ」
「よく分からないわあ」
「かなり効きます」
リリムには効きにくいのかな?
とりあえずこの二人に効くなら良し。
ゴブリンで時間稼げば戦闘復帰出来るだろう。
お腹空く問題は食事を取らせることにする。
アルフィリアの魔力はアルテミスから供給して貰う。
ちゅー
「気恥ずかしいです」
美人エルフとエルフゴーストのキス。いいね。
瓜二つの美人キス。
ゴブリン達に索敵させて居るけど全然見つからない。アルフィリアに探させてるけど見つからない。
参ったなあ。
つづく
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