第14話 もしかして真亜は·····
真亜「もしかして真亜はオジサマの子?」
頭を撫でられながら、ふと思ってしまい、今していた事を「スポッ」と突然停止してしまいました。
オジサマ「それはないよ」と笑っています。
オジサマから、ちゃんとママの話しを聞くのは初めてでした。
ここに来たのは、まだ真亜が幼い頃でしたからね。
オジサマが28歳、ママは18歳の時に海で出会ったそうです。
(二人とも、嘘を付いた訳ではなくて、言えなかっただけ、話す前にお互い惹かれてしまい身体の関係になってしまった。
僕には親が勝手に決めて結婚した妻と3歳の息子がいた。彼女は3歳の真亜の事を歳の離れた妹と言っていた)
(妻は結婚した時には妊娠していて海《かい》は僕の子供ではない。それでも離婚をする事は親の会社を守る為に出来なかった。
亜希(ママ)は不倫は嫌だから別れようと言った。でも僕は亜希の事を愛していた。別れたくなかった。関係は2年も続いた)
(僕は今でも亜希は自殺したとは思っていない。亜希が帰って来る迄、真亜を大切に預かるつもりだった)
(でも真亜は、亜希にそっくりで触れたくなった。そんな事は言い訳でしかない、最初は寝顔を見に行っただけで、女の子がいなかったので可愛いくて)
(全部言い訳だよね、幼児性愛者、僕は変態だよ)
(でも真亜以外の幼児には、全く興味はなかった)
オジサマ「今は真亜を愛している」
真亜「じゃあ奥様の事は愛してないの?」
オジサマ「愛には色々あるんだよ。家族愛とか、子供の為とか、自分の事だけ考えて行動は出来ないんだよ」
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