忌憚のない意見企画より参りました。
私、交通事故で入院の方しておりまして、ようやく小説の方に気が回せるようになったためやってきました。
遅れたこと謝罪いたします。

ではまず良い点から
それは日常（いじめ）と非日常（能力/秘密）のコントラストですね。
能力バトル要素の暗示: 神美の合気道ではない「何か」の技、知世の「メジャーのようなものから出す糸」、そして羽田の「鮮やかな赤い目」が、日常のいじめを背景に連続して提示されており、この物語が単なる学園ものに留まらないことを効果的に示している。
神美の秘密: 終盤の「あの人に...殺されないように.........」という独白により、神美の自己否定的な態度の背後に、命に関わる重大な過去が隠されていることが示され、読者の関心を強く引いている。

気になる点
改善提案として、能力描写の説得力を高めてもよいかなとおもいます。
神美の能力描写の具体化: 「合気道だけでは説明できない手の使い方」ではなく、「小さく縦に伸びている、鋭いもの」（おそらく武器か何か）を神美が「片手に持っている時が基本」と、羽田が具体的に何を見たのかを明確にすることで、読者の想像力を刺激し、「あの技」の正体への期待を高められる。
羽田の目的の明示: 羽田が3日間休んでいた理由が「やるべき事の邪魔にならなきゃいいが...」と、神美の秘密と何かしらの繋がりを示唆する描写を、もう少し会話や内面描写に含めることで、彼が単なる正義の味方ではなく、明確な目的を持って神美に近づいたというサスペンス要素を強化できると思いました。

あくまで私の感想です
参考程度に

毎話で見せ場とか重要な情報が出てくるので興味を持って読み進められるのがいいですね。
普段は文章に行間を開けていますが、語り手が焦ったときなど、この話だと『ちょいちょいちょいちょいちょい！～』のように行間を詰める手法は心理を表現できていて上手いと思いました。
偉自子さんや悪山さんとの戦いなどはやりすぎちゃう！？　と思う描写もありますがコメディなのでﾖｼ!

ところでカドカワBOOKS10周年記念長編コンテストに参加していますが、8万文字はペース的に大丈夫そうでしょうか。

バカノ餅 様

企画にご参加くださりありがとうございました。
冒頭から楽しい出だしと魅力的な登場人物たちが出ることで読者の興味を惹きつける出だしになっていると思います。
人物の性格などを地の文で説明するのではなく、セリフや行動で表現していて分かりやすいと思いました。

一点気になったのが、地の文で『案の定みんなが、羽田くんの周りに集まっている。』とあるのに、『さて...どうするか...俺は羽田スバル。』とスバルさん視点の語りがあったので少し分かりづらいところがありました。
三人称視点かスバルさん視点で統一すると分かりやすいのかなと思いました。

キリのいいところまで読み進めて感想を書ければと思います。

この度は企画へのご参加ありがとうございます。
都合上ここまでしか目を通すことが出来ませんが、ご容赦を。

拝読しました。
いじめ……非常に陰湿ですね。
なんというか……会話文から、リアルな感覚ですごく鬱々しい(？)です。

執筆活動、応援しています。