早朝の教室
彼女はまた、私の愛する早朝の教室を壊しました。カラオケのことを話しましたが、デリカシーが無いのか、頭が足りないのか、なぜ早朝に日程を変えたのか話し出しました。インターネットの友人と遊ぶ約束をしたが、私と同じ日を提案するので、私の日程を変えたと。同じ場所で遊ぶ約束をしたと。友人がその日しか駄目だと強く言ったので。愚かな。高校生にもなって日程調節ができないとは、というより、常識がそんなに無いとは。普通、後に友人がその日を提案したのですから、友人の方を断るべきです。遊びたい遊びたくないではなく、カラオケを既に予約している時点でカラオケ側に迷惑がかかることは明白です。どれだけ馬鹿なのでしょう?
私は愛想笑いを浮かべながら、頭は何も聞き取ってはいませんでした。
「もうあなたに殺意湧いてるわ、はは。」
「えー、でもその子がこの日しか無理って言うからー。仕方ないやん!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます