赤と黒への応援コメント
蝋燭一本の陰影が建前も倫理も覆い隠し、劣情を引き出す様が良かったです。
また、千代と比べて叔父の好みを推察する所や脅迫する所など、何か一皮剥けた感じがゾクゾクしました。
叔父の方も千代で解消してたかも。叔姪の壁を向こうから乗り越えてきたのならば…。
明治期というのもあり、後日の当主交代も裏がありそうな雰囲気。闇のことは闇のまま密やかに過ぎて行くのか、それとも。
作者からの返信
@yamisaba様
コメント本当に有り難う御座います✨
蝋燭の頼りない灯りは実は大好きで、夜なんかに一本だけ灯して座禅を組む……と言う事もしてたので、その空気感を描いてみたくて……
で、まさにご明察で、叔父様は元々うたを女性として見ていて、その叶わぬ代用品として千代と関係を持ちました。
そして、当主交代ももちろん……
なぜ千代が突然居なくなったのか……も大きく関係してますが、それを書くと別種のジャンルになってしまうので……
赤と黒への応援コメント
「夫に似ていない子供を産んだ」というところがまたインモラル感があっていいですね。
実際に貴族社会みたいなところでは、こういう「見立て上の結婚」と「裏の実質的な」みたいなのがあったのかもしれないですね。
マリー・アントワネットの頃とかで「愛人を作るのが当たり前」みたいな話を読んだ記憶ありますし。
叔父様は最初のところは脅迫されるような感じでいつつも、実質的には「それを言い訳にして」みたいにどんどんのめり込むところがすごくリアルでした。
この手のインモラル系って、心のどこかで「これは仕方ないことだ」って自分を正当化する理由を登場人物とかが持つ感じがありそうというか。その辺の心情が繊細に伝わってきて良かったです。
作者からの返信
黒澤 主計様
コメント本当に有り難う御座います✨
ああっ!そこにお気付き頂き感謝します✨
まさにそれで、貴族の世界における「たしなみ」にも似た感覚をうたは貪欲に貪るように身に着けたようです……
そして、それを免罪符に自らの爛れた欲望を通した。
叔父様も元々うたを女性として見ていて、千代を代用品のように見ていたフシがあったので、タガが外れるのも早かったようです……
仏は嘲るへの応援コメント
叔父様への想い、と聞いただけで食いつくように参上してしまいました。
まさかの相手が同い年の下女というのが辛いですね。これがまた大人の女性だったら違っただろうに。
そして自分の禁断の想いに気づいて、滑稽でやるせなくて訳わからない状況に陥っている様子が、仏様の笑い声のように聞こえるのが奇妙ですね。
あれ?ホラーだっけと思い念のためジャンルを確認したら恋愛でしたね。そのぐらいうたちゃんにとっては恐ろしく感じたのかなと思いました。
作者からの返信
紅夜チャンプル様
コメント本当に有り難う御座います✨
そうなんです。
もし相手が下女の千代ではなく、例えば近い格と年齢の女性だったら、うたも失恋の痛みはあってもそこで止まっていたはず。
でも、彼女を一番突き動かしたのは「あんな娘に負けたくない」だったのです……
そして、そんな時分の惨めさも心の隅で自覚してるから、その色々入り混じった心境が「仏様の嘲り」に聴こえた、と。
形は恋愛ですが、ホラーチックでもある本作。
お読みください頂き重ねて感謝しますm(_ _)m