第一章 少女との出会い編

第一話 Number7の少年

『ニ年前』

『きゃぁぁぁぁぁ。。。』

『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。』

『ま、ま、ま、魔物がでたぞ!!!』

『に、にぃ、逃げろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ』

『に、逃げろって言ったって何処にだよ!』

『そんなの俺が知るかぁ!と、とにかく逃げないと殺されるぞ。ど、何処だっていい。この場からはなれ・・・ぎゃぁぁぁ』

そう言いかけて、その男は後ろから魔物の攻撃をもろに受け、その場に倒れ込み生き絶えた。

王都アスタリスクから程近いクローネ村で今まさに、魔物の襲撃にあい、壊滅の危機にある。

そして今、王都アスタリスクにあるNumbersの本拠地からの要請で、クローネ村に向けて1人の少年が走り出しでいる。

『チッ。何でこんな夜中に魔物討伐の要請があるんだよ!おかしいだろ!夜中の2時だぞ!

子供は寝てる時間だっての。』

ブツブツと文句をいいながらその少年

【一ノ瀬真斗(いちのせまさと】は走り続けている。

『大体、No.1か2がやればいいじゃんかよ。あいつらだって王都に住んでて19歳だしじゃ十分近いじゃねーか。。。何でNumber7の俺が・・・』

俺は王都から少し離れてるちっぽけな村のベルンに住んでいる。ベルン村からも、クローネ村までは王都と然程変わらない距離あるのだが。

『まぁ、どうせいつも通り忙しいからって言って俺が駆りだされたんだろう。』

実にその通りである。

No.が若ければ若いほど実力は上であり、そのため彼等彼女らは、より難しい討伐によく駆り出されている。

Numbersに属している少年少女は、一般の学生よりも優れた能力があり、王都アスタリスクにとって貴重な戦力である。故にこういった村や街が襲われる討伐依頼は、普通の王都の学校に通う学生にはまず、要請はかからない。王都側がNumbersに依頼する形となる。

そして、少年がベルン村を出て10分位たとうかとした時、ようやくクローネ村が見えてきた。

『さっ、ちゃっちゃと魔物倒して帰って寝損ねた分寝るか。』

『イリュージョン・ウェポン』

すると少年の両手に何処からともなく現れた2丁の浮かび上がる。

『いくぜ!クソ魔物(モンスター)ども!』



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る