EART MART・その二 📸

 オープニングムービーを見て次の部屋に進み、思わず、


「うわあ」


 と言ってしまいました。


 目に入ったのは天井を待っている銀色のいわしの群れです。すごくきれいでした。約10万匹いるらしい。


 説明によると、


「いちばん食べられる魚」


 だそうです。


 10万匹生まれた中で大人になれるのはたった3匹、そのほとんどが何かに食べられてしまう。うーん、過酷な人生、じゃなくて魚生だ。


 売り場に行くと小さいいわしが何匹か入って結構お安い値段で売ってます。一回で一匹以上食べるので、なんとも貴重な命をいただいてるんだなと思います。

 

 その他にも牛、豚、鶏も、


「元はこういう感じです」


 との展示があり、こちらもなんだかちょっとどうしましょうな感じです。


 今食べている肉って大部分がこうして育てられて食べてるわけです。つまりこの子たちは元々食べるために生まれさせられたということですよね。普段は何も考えずに「お、今日はこれ安い」と買ってきて普通に食べてますし、これからもそういうことは忘れて食べていくんだろうなあ。


 それで思い出しました。前になんだかいい牛の肉を売ってるのをどこかで見たことがあるんですが、


「◯◯号」


 と写真があり、100グラム1万円だか10万円だかで売ってました。その写真を見てこの肉を買うのかと思ったら、なんだか妙な気持ちになったなあ。


 ずっとずっと思い出してると病気になってしまうけど、時々でも思い出して感謝をするしてもいいのかも。そしてできるだけ無駄にしない、最後までおいしく食べ切ることを心がけたいと思います。


 魚や肉だけじゃなく、他に野菜や穀物とかもありました。どれも気軽に買ってきて食べてるけど、本当は簡単なものじゃないんだあと思います。




※近況ノートに写真があります。


https://kakuyomu.jp/users/oguranatuki/news/822139841232908405

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