第9話 岡本先生
小学生、低学年の時はよく私は癇癪を起こしては暴れていたことがあった。
今となっては何故たが原因は解らないけどね。
椅子を振り回したり、教室の水槽を割ってしまったり、窓を割ったりと、様々な乱暴行為を働いていたみたいだ…。
その度に柔道をかじっていた担任の岡本先生に絞め技?で押さえられていた。
しかも岡本先生は女性だったがその技は凄かった。
癇癪がひどい時には親父が学校に呼び出されることもあった。
親父がきたらホントにヤバかった
「おまえは何さらしとんじゃぁ!コラぁ!」
って感じでボコボコにされた。
そういえば、グラウンドの真ん中でボコボコにされたこともあったなぁ
私は腕や手で殴られるところをガードしていたけど構わず殴られた
一時はあまりにも親父が凄かったのか、岡本先生が泣きながら止めに入ったこともある。
癇癪を起こした日の覚えてることといえば
暴れてる私を正義感の強い生徒が止めに入ったけど逆に殴ってしまい、泣かせてしまった。
それにはさすがに岡本先生も怒ったのか、かなりキツイ締め技で私は泣かされてしまった。
その日は、岡本先生もかなり心配していて、しきりに私が親父と何かあったのか?と聞いてきた。
私はなんて答えたのか覚えてないけど、夕方近くまで話し合って外も暗くなってきていた。
そんな時間に生徒をひとりで帰宅させられないと思った岡本先生は、家まで送ってくれた。
帰り道、喫茶店に寄ってでケーキなどを御馳走してくれた。
普段ケーキとか食べられなかった私はケーキの美味しさに私は惚れてしまいました笑
女性とふたりで初めて入った喫茶店、それが担任の先生だった…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます