13. ふゆのしずく

 森に冬がやってきました。

 朝になると、空からふんわり白い雪が舞いおりてきます。

 木の枝も、草の葉っぱも、まっしろなおふとんをかぶっているみたい。


 ランは、やさしいひかりをぽっと灯しながら、森のなかを歩きます。

 「さむいね」とナナが身を寄せると、ランのひかりはもっとあたたかくなります。


 雪のなかでも、ランのひかりはぽかぽか。

 ナナや友だちが寒くてふるえているときも、そばにいるだけで、心も体もあたたかくなるのです。


 くまさんもリスさんも、ランのひかりを囲んで「ありがとう」とにっこり笑います。

 雪のしずくがきらきら光り、森の中はまるでクリスマスみたいな気分になりました。


 冬の森も、みんながいっしょなら、やさしいぬくもりでいっぱいです。


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