ホウキとチリ鳥
鳥尾巻
まず全部出す
作家のやましたひでこさんが提唱し、最近ではすっかり定着した「断捨離」という言葉。もとはヨガの思想、断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)から来ているそうです。
断捨離という言葉は登録商標なので、タイトルには使わないことにいたします。
簡単に言うと「不要なものを新しく取り入れない(断)」「ずっとある使ってないものを捨てる(捨)」「ものに執着しない(離)」ですが、物欲の塊である鳥尾巻には無理です。
はい、しょっぱなから挫折しました。(;゚Д゚)
もったいないという意識も働き、いきなり全部捨てるのは無理ですね。使ってなくても愛着のあるものは捨てられないし、出先で一目惚れして買った使途不明の置物や、本や雑貨などもドンドン増えていきます。
私は物を置かないミニマリストになりたいのではなく、物を増やしながらも調整したいのです。
そこでオススメしたいのが、整理整頓です。なんだそれタイトル詐欺じゃんと呆れないでください。捨てることなく狭い空間にいかに物を効率よく収めるか、それがポイントです。大邸宅や蔵があるならまだしも、日本の家は狭いのです。
以前、好奇心から、話題になっていた「お片づけ講座」に参加してみたところ、最初に講師の方が参加者に聞きました。
「ものを片付けるには何をしたらいいと思いますか?」
他の方々が「収納を買う」「ものを捨てて空きスペースを作る」と答える中、私はこう言いました。
「しまってあるものを全部出して仕分けします」
「正解です。もう教えることありません(笑)。もし収納用品を買うとしたらその後です」
おお、いきなり正解を叩き出してしまった。(´・ω・)
そうです。全部出すのです。全部出して、同じ種類で分けます。カバン、靴、服、季節によって使うもの、ぬいぐるみなどなど。
そこから今度は同じ大きさで揃えます。細かいものはジップ付収納袋などに入れると大きさを揃えられます。すぐ使わないものは空気を抜いて圧縮できるから、かなり省スペースになるでしょう。
これは冷蔵庫・冷凍庫の整理などにも使えるので便利です。同じ大きさに揃えておけば、均等に冷えるので電力の節約にもなります。少々手間ですが、買って来た肉や野菜は保存袋に小分けしてタイトルと日付を書いておけば、どこに何があるか一目瞭然、後で料理する時も楽です。
私はものづくりを仕事にしているので、道具や資材など、物は多い方です。
しかもとても忘れっぽいので、何がどこにあるか把握する為に、常に整理しておく必要がありました。無意識に何かを置くと、後からとんでもない場所から出てくることがあるからです。(出てこないこともある)
たとえば、冷蔵庫から財布が出てきたり、賃貸の契約書をゴミ箱に捨ててしまったり、というレベルです。
なので、作業場の棚はすべてにラベルを貼り、吊り下げ式の棚を作り、資材は残量がすぐ分かるように目に見える場所に吊るしてあります。
記憶力に自信がある人でも、見えない場所にしまってあると、忘れてしまうこともありますよね。お菓子の缶は可愛いですが、中身を一番忘れやすいのです(笑)。
クリアファイル・透明な保存袋・中身が見える箱が理想的です。それじゃ味気ないという方は、シールを貼ったり、上に好きな布やカバーなどを被せておくといいかもしれません。
収納ケースを買う前に収納場所やお部屋の計測をしておくことも大切です。せっかく買ったのに収まらない、なんてことになるともったいないです。なるべく同じ大きさで揃え、限られたスペースにパズルのように収めていきましょう。よく使うものは前に、あまり使わないものや季節ものは後ろです。
ここまでのまとめ。
・可視化する
・大きさを揃える
・収納場所を計測しておく
・使ったものは必ず所定の位置に戻す
いきなり家中のものを全部出すのは気合と体力が必要ですから、まずは一日10分、「ここ!」と決めた場所を徹底的に整理とお掃除をすることから始めるのもいいですよ。
オススメの場所は玄関から。豪邸でもない限りさほど広くないだろうし、ものも少ない……はずなので、取り掛かりやすいでしょう。
私は昔ながらのほうきで塵やゴミを掃いた後、水を流して泥や埃を取り除きます。汚れがひどい場合は、使わない布や使い古しのタオルで乾拭きもします。古いものも処分できて一石二鳥。人が一番通る場所を綺麗にしておくのは、風水的にもよろしいかと思います。
さて、唐突に始めたエッセイですが、お掃除や整頓について何かご質問があればお答えします。お気軽にコメントくださいませ。
続くかどうかは鳥尾巻の気分とコメント次第(笑)。不定期連載でお送りします。
【追記・収納例】
https://kakuyomu.jp/users/toriokan/news/16818622176029455518
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