コーヒーと八徳への応援コメント
はじめまして
拝読させていただきました。
文章は非常に読みやすく、おそらくという前置きを置かせていただけるのでしたら、作者様の意図も伝わるかと思います。
ただ、展開を意識すると短編よりかは、長編として今後のエピソードを追加し、起伏をもう少し激しくしたほうが、多くの目に止まりやすい気はします。
難しいですよね、自分の色を出しつつ、広く受け入れられるのは。
どうか、これからも創作活動が実りあるものでありますように。
作者からの返信
ありがとうございます!
純文学なので、いかになにも起きず心だけが残るか、という挑戦をしてます。多分読み手には苦痛な部分もありますよね。精進してうまい塩梅を探していきます。
編集済
コーヒーと八徳への応援コメント
犀川様の選んだ作品ということで興味を持って拝見させていただきました。
多分、自分ひとりでは手に取ることはなかったであろう御作。
しかし、知人の(勝手に知人扱いしてしまっていますが💦)しかもカクヨムに君臨するあの犀川様が推薦するならきっと見どころがある物語なのだろう。
……読み始めにそんな気持ちがあったことは、申し訳なく思っております。
主人公の女性の、ややもすると思慮のない聡明でもない感じが少しだけ「あらあら…」という感じを読者の私に湧かせました。一方の彼も、思いっきり流されそうな雰囲気を醸し出している。こりゃ、先のない関係だなぁ……そんな思いを抱きつつ読み進める。
しかし、彼が皮肉たっぷりの質問も意に介さず、自分の得意分野を饒舌に語るシーンに、彼女同様私も飲み込まれていくのを感じました。
偶然にも、この物語に半ば付き合わされた(すみません悪い表現で💦)ような読み始めだった私の心と一緒に、彼女の心がシンクロし解け出していくような感覚を味わいました。
きっと彼女も、彼と会わなければ八犬伝に興味を持つことさえ無かったでしょう。
物語に憧れてお見合いっぽい出会いを求めたなんて……そこだけ聞いたらとんでもねぇ男だ! と思ってしまいそうなものですが、その時点で私と同様彼女も彼に大いなる興味をいだいてしまっていたのですね。
皮肉を込めて見下していた冷たい感情が自分に跳ね返ってくる感覚は、胸に刺さる部分もありましたが、それが却って彼女の寂しさと劣等感を如実に表現していたように感じます。他人を見下していようと、自分も大層な人間ではないということに気づき……しかし、彼女の素直な部分、ひょっとしたら自分で隠していた(或いは無意識に封印していた自分なのかも)可愛い所が不意に浮かんできた感じがして、最終的に最初の二人の印象が霧散していたのが見事でした。
これほど多くの作品の中で、私がこの作品に出会えたことは一つの奇跡でもあると思います。まさに、物語の二人のように。
私も感想書きの一人として、そんな出会を多く生み出せるよう、心を込めて作品に向き合おうと心新たに思いました。
素敵な作品をありがとうございます✨️
作者からの返信
ありがとうございます!
遅くなりすみません💦
お読み頂きありがたく、私も作品とは出会いだよなぁ、と思うのでめちゃくちゃうなずいちゃいました。
微かな変化を描けたら良いと奮闘したのですが、ざっくり読むとなんの話だったんだよ!と自分でつっこんでしまうような、ある種何も無い作品で、色々感じていただけて嬉しいです。ありがとうございます!