創作を捗れるかもしれない類語録

第1話―喜怒哀楽の〖喜〗からスタート―

喜。説明は不要かもしれませんが、〖よろこぶ〗の意味になります。

では似た言葉や表現それから用法を紹介します。

【嬉々】〈きき〉喜（よろこ）ぶ様子。

例文――嬉々として走り回る。

【目出度い】〈めでた・い〉喜び祝うべきさま。

例文――目出度い話。2昇進とは目出度い。

【歓喜】〈かんき〉(少し硬い言葉になる)

気持ちの高ぶる大きな喜び。

例文――歓喜の声が上がる。

【狂喜】〈きょうき〉(主に改まった硬い言葉)

我を忘れて取り乱さんばかりに喜ぶこと。

例文――狂喜する。

【愉快】〈ゆかい〉

楽しくて気分が明るくなるさま。

例文――愉快な仲間たち。

【恐縮】〈きょうしゅく〉

身も縮むほど感謝すること。

例文――恐縮の至り。2丁寧な扱いに恐縮する。

3恐縮の極み。

【満ち足りる】〈みちたりる〉

満足する。

例文――心が満ち足りる。

【有頂天】〈うちょうてん〉

願い叶い、我を忘れて喜びにひたるさま。

例文――成功して有頂天になる。

【小躍り】〈こおど・り〉

うれしさのあまり踊り上がること。

例文――小躍りして喜ぶ。

【踊り上がる】〈おどりあがる〉

喜びや驚きのあまり飛び跳ねる。

例文――踊り上がって喜ぶ。

【心が弾む】〈こころがはずむ〉

喜びや楽しい期待のために心がウキウキすること。

例文――門出（かどで）の日だというのに心が弾まない。

【浮つく】(うわ・つく)

気分がウキウキして落ち着かない状態になる。

例文――軽薄で浮ついた雰囲気の街。

【糠喜び】〈ぬかよろこ・び〉

せっかく喜んでいたことが、あてがはずれた喜び。

例文――糠喜びに終わる。

【幸甚】〈こうじん〉

(ビジネスや交渉などで使われる硬い言葉)

この上ない幸せ。非常にありがたい。

例文――幸甚の極み。2幸甚の至り。

【欣然】〈きんぜん〉

喜んで何かをするさま。

例文――欣然として任に赴く。