第29話続く

鈴木警部補は、今日もまた仕事に向かう。


「拓哉!また古代エジプト文明の研究している教授が殺されたらしいぜ。」

「犯人は捕まったはずじゃ。勝馬。」

「それが今度はナイフらしいぜ。」

「ナイフ?」

「共通点はあれだな。古代エジプト文明。」

「、、、。」

「何か心辺りでもあるのか?」

「いや、、、。」

(ツタンカーメンか?でもゲームは防衛庁の管理下に、、、。)


「署長だ。拓哉。」

「勝馬。」


「皆、知ってるようだが、2人目の被害者が出ているが、また新たに3人目の被害者が出た。また教授だ。」

「古代エジプト文明を研究している教授ですか?署長。」

「そのようだ。鈴木君。」

「凶器は何ですか?署長。」

「ナイフだ。恐らく同一犯人だろう。鈴木君。」


「俺、ちょっと防衛庁まで行ってくる。署長。勝馬。」

「鈴木君!」

「拓哉!」



防衛庁ー。


「警部補がなんの用かね?」

「長官。例のゲーム、、、。」

「おお。君が鈴木警部補か。例のゲームは佐々木文雄ささきふみお氏が担当しているよ。厳重に管理しているはずだ。」

「そうですか、、、。佐々木文雄氏に会えますか?」

「承知した。佐々木文雄氏の事務室に案内しよう。」


長官は佐々木文雄氏の事務室に鈴木警部補を案内した。


「ここだ。私はこれにて失礼するよ。忙しいんでね。」

「はい。ありがとうございます。」


トンットンッ。


鈴木警部補はドアをノックする。


「誰かね?」

「鈴木警部補という者ですが。」

「入りたまえ。」

「失礼します。」


カチャッ。


「君が鈴木警部補か。」

「はい。あの、例のゲーム、、、。」

「ああ。きちんと管理しているよ。」

「そうですか、、、。何か変わったことはないですか?」

「特にないが。何か心配事でも?」

「いえ。大丈夫です。」

(心配のし過ぎ?無駄足だったか、、、。)

「これからもお願いします。失礼します。」

「ゲームは終わらない。」

「えっ?」

「私は何も言ってないが。」

「ゲームは終わらないと、、、。」

「そんなこと言ってないが。」

(嘘ついてるように見えない。憑依!?)

「失礼します。」



「長官!」

「何だね?」

「佐々木文雄氏の様子がおかしいです。ゲームの悪影響かも。佐々木文雄氏の様子を監視してくれませんか?」

「ゲームの悪影響?」

「はい。」

「分かった。佐々木文雄氏の様子を監視しよう。」

「お願いします。」


鈴木警部補は防衛庁を後にした。

そして、そのまま帰宅した。



「良美!」

「兄たん!」

「元気だったか?」

「うん!私、アニメ見るー!」


「母さん、良美に変わったことない?」

「特にないわよ。」

「良かった。」


「兄たんも一緒にアニメ見よー!」

「どれどれ、面白そうだね。」

(こうしてると、平和だと錯覚してしまう。危機が迫ってるのに、、、。)



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