第4話 全て貸し切り利用できるはずが、、、それでも素晴らしい源泉かけ流し風呂達
ゆの里さんの温泉は、湯の峰温泉公衆浴場の源泉をパイプで1キロくらい引いています。
富山県でたとえると、祖母谷温泉と名剣温泉のような関係です。←マニアにしかわからない?
内湯2つと露天風呂があり、全て貸し切り利用というのが素晴らしいです。
ただ、この日、露天風呂が入れないとのことで、露天風呂は見学のみでした。残念です。
露天風呂は、お宿の向かいの駐車場の左に看板があります。
危険という表記通りの急な階段ですが、昨年登った槍ヶ岳と比べたら、余裕です。
ただ、雨の日は滑りやすそうで要注意ですね。
貸し切り露天風呂には、橋からの視線をさえぎるためのよしずがあります。
すのこの部分が脱衣スペースですね。かごがあります。
うわあ、入りたいです。試しに手を入れてみたら、凍るくらいに冷たい(笑)
今は源泉の投入がないからでしょうね。
LEDのローソク。入浴気分で、少し点灯させていただきます。
これはものすごくロマンチックでしょうね。
次に行ったときには必ず露天風呂にも入りたいです。もちろん、夜も入りたいですね。
さて、内湯に入ることにします。この時点では他のお客さんが到着されてなかったので、一番乗りです。ありがとうございます。
2階に内湯が2つあり、貸し切り利用です。左が岩風呂、右がひのき風呂。
『空』の札を裏返して入浴します。
石貼りの壁でひのきを使っていて、湯の峰温泉公衆浴場のくすり湯とお揃いですね。そう、こちらの源泉は、湯の峰温泉公衆浴場の源泉と同じとのこと。
左奥の湯口から注がれ、手前右寄りの穴から流されています。もちろん源泉かけ流し。
湯の峰温泉から約1キロくらい、パイプで送られている間に外気でほどよく冷まされているので、加水することなく源泉かけ流しを実現されています。理想的ですよね。
源泉湧出場所からの距離があることを生かしておられます。温泉好きとしては、加水するよりこの方が絶対に好きですね。
温度計で測ると42度。湯の峰温泉の公衆浴場からの距離がベストなんですね。夏はもう少し熱いかも?
シャワー付きの洗い場はひとつ。シャワーはお湯です。
窓のところにコップがあることでわかるとおり、飲めます。たまご味、硫黄の香り、うっすら白濁していて、ツルツル感もある素晴らしいお湯です。
続いて岩風呂。左右反転した造りで、サイズはほぼ同じように見えました。
浴槽内の腰掛けが良いです。おかげで、のんびり半身浴することができました。
湯口の下に湯の花キャッチャーみたいな網があります。掃除された後なのか、ほとんど入ってませんでした。
生まれ変わったら湯の花キャッチャーになりたいくらいの湯の花好きの私としては、湯の花キャッチャーの掃除を担当したいくらいです(笑)
湯口では46度。これが浴槽で42度。素晴らしいですね。
一度上がって洗髪してから、一気に入ると、ドバーッとオーバーフローするのがたまりませんね。
硫黄の香りに包まれる至福の時間でした。
浴槽の端には析出物もありました。素晴らしいお湯です。
貸し切り利用なので、気兼ねなくのんびりできるのが最高です。
分析書では、81度となっています。これが加水しなくても適温、素晴らしいです。
お楽しみの 夕食の時間があるので、出ましたが、結局、翌朝も含めて6回も入りました(笑)
露天風呂に入れなかったのは、 次に行った時の楽しみにします。
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