婚約破棄された令嬢は未開の地に国を作ろうと思います

柴咲心桜

第1章 追放編

第1話 令嬢、婚約破棄されました

アストレア王国第2王子執務室。


「テレシア、お前はなぜ笑わない」


「すみません」第二王子に笑うように言われているがテレシアは上手く笑うことが出来ない。


「全くお前は」ため息をつきながら顔を手で抑える。


「すみません」


「今夜の卒業記念パーティは絶対に来るんだぞ」


「分かりました」時間が経ちパーティの時間になると学園のホールに明かりがつく。


「テレシア、ここに来い」


「なんでしょうか?」


「婚約破棄する。それと後から伝わると思うが国外追放だ」


「分かりました」空気が悪くなったためパーティ会場を抜け出して実家に戻る。


私は家に着くとお父様の部屋に行きノックする。


「入りなさい」


「失礼します」


「どうしたんだ?テレシア!泣きそうじゃないか」ロードが私のところに寄ってくる。


「申し訳ありません。お父様」


「何があったんだ!?最初から説明してみなさい」私はゆっくりお父様に説明する。

第二王子に婚約破棄されたことや国外追放されたことなどを話した。


「なんて酷いことしてくれるんだッ」


「お父様、怒らなくていいですよ」


「それでどこに行くことになったんだ?」ロードは私の肩に手を置いて心配そうに聞いてくる。


「未開の地っていうところです」


「なんて奴なんだ」父上、ロード・フレイム公爵は怒りを込めて机を叩きながら悔しがる。


「せっかくですしやりたいことをやってみようかと」


「お前がそう言うなら私は何も言わないが」


「ありがとうこざいます」父上に感謝の気持ちを伝えた私は母上やメイド達に別れを伝えて屋敷を後にする。


「今日は宿に泊まって明日、出発しようかな」今日は家を出る準備をしていたため夕方になってしまったため王都を出るのは明日にすることにした。


「明日からどうしようかな」これからの生活に不安を覚えるも1人になれたことを喜ぶことにした。


「お嬢様、私もついて行きます」


「エルナ!ありがとう。よろしくね」


「こちらこそ!よろしくお願いします」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

登場人物紹介


テレシア・フレイム

本作の主人公。 10月27日生まれ。

転生令嬢で前世では天才と呼ばれていた。


ロード・フレイム

テレシアの父で公爵家当主。3月10日生まれ。

王族の次に影響力を持っている。


アリナ・フレイム

テレシアの母。5月3日生まれ。

甘い物が大好き。


テシア

フレイム公爵家のメイド。7月14日生まれ。

エルナと仲が良い。


エルナ

フレイム公爵家のメイド。4月25日生まれ。

テレシアの付き人でもある。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る