第32話 卑劣な戦略!? バルクの作戦!
純花、ありさ、千夏、かほの4人は一通りの遊びを終えた。
ふと、ありさが「純花は好きな人とかいるの?」と聞いた。
「え?えーっとぉ…」と純花が言葉を詰まらせる。
「それはいる反応だなぁ??誰なの誰なの?」と更にありさが切り込む。
「そういうありさちゃんはどうなのよ?」という純花の問いにありさは「それは、ひ・み・つ!」と応えただけだった。
「他のみんなはどうなのー?」と純花が尋ねる。
少し考えてから「今は特にいないかなぁ。」と千夏。
「うちは好きな人と割りと上手く行ってるよ~。ありさとは違ってね。」、とかほ。
ありさが「は?それはあんたの勘違いでしょ。あざといぶりっ子が男にモテるわけないじゃん。」と反撃する。
ありさとかほが無言で対峙する。
相変わらずの不仲だ。
純花と千夏が「まあまあ」と宥めるが、この日は2人の険悪さが収まることはなく、ありさなどは「ぶりっ子はこの世から絶滅すればいい、そう思わない?」とまで言い出した。
かほもかほで「そういうあんたが交通事故にでも遭えば?みんな喜ぶんじゃない。」と小学生とはとても思えない辛辣な言葉を発した。
その時、天井から女の声がした。
「フフフ。交通事故云々の前に自分たちの心配をした方がいいんじゃない?フィーチャーストーンはあたしが頂くわ。」
天井からの蜘蛛の糸のようなものがぶら下がっており、女がおりてくる。
Aランクのシサーガの生き残っているうちの1人、バルクだ。
「みんな、逃げて!」と純花が叫ぶ。
何も知らない純花以外の3人はとりあえず逃げようとする。
だが、バルクが口から吐いた蜘蛛の糸のようなものに3人とも捕まってしまった。
「何よ、これ!」と3人が叫んでその物質から逃れようと踠く。
バルクが甲高い笑い声をあげながら言った。
「ハッハッハ。無駄無駄。その糸は逃れようとすればするほど身体に食い込むようになっている。あまり動かない方が身のためよ。」
そして純花に向かって勝ち誇ったように言った。
「さあ、さっさとフィーチャーストーンをよこしなさい。さもなければこいつらの命はないわ。」
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