第2章 人間とシサーガ

第10話 幸せな日常!? 4人目の戦士とは!

 純花は自分のことを幸せだと思っている。








比較的恵まれた環境に生まれることが出き、家族の中も良く、友達も沢山いる。








こんな幸せなことはない。








小さい頃に、お母さんから「お姉ちゃんは純花が生まれる前にお腹の中で亡くなった。」と聞いたことがある。








その話を聞いて、生きたくても生きられない人もいるし、恵まれたない人も沢山いて、自分は幸せなんだと実感するとともに、幸せな環境に生まれた自分は苦しんでいる人や困っている人を助けなければいけないとも思った。








お姉ちゃんの命を無駄にしないためにも...








純花は毎晩寝付く時に、目を開けて部屋の中に飛んでいる様々な色の粒を確認する。








粒を握るとそれは彼女の手の中に収まり、手を開けるとその粒は天井に向かって高く飛んでいくのだ。








両親にはそれが見えないらしいが、純花にはそれがはっきりと見える。








彼女はそれを幸せの象徴だと思っていた。








それが消えてしまったら、不幸になってしまうという予感がしないでもなかった。








しかし、純花はそれが消えてしまっても自分は幸せでいられると思っていた。








要するに気の持ちようだ。








子供の可能性は無限大なんだから!と。








サーヤと出会ったのは数ヶ月前に遡る。








彼女が助けを求めている声が毎晩夢の中で聞こえていた。








「どうすれば助けにいけるの?」と聞くと彼女は「夜中の12時に誰にも見つからず学校の桜の木の下にいき、その周りを12周して、「ミラクルトウェルブの世界よ、我を呼びたまえ!」」と言えば良いというので、それを実行した。








サーヤが住んでいる世界、通称ミラクルトウェルブの世界に行くとシサーガという化け物が復活したところだった。








何も考えずにシサーガに向かっていき、叩きのめされたっけ笑








サーヤはそんな純花を見て「その程度の力しかない人ではこの世界を救うのは難しいわね。」と言った。








純花はすぐに立ち上がると「私の能力は私が決めるものよ!」と言い、初めて魔法を使った。








その時の状況は良く覚えていないのだが、「ミラクルトウェルブ、赤の魔法!」という言葉が自然に出て来たという記憶は鮮明である。








純花がいる前の空間から粒上の赤色の光線のようなものが無数に飛び出し、シサーガに直撃した。シサーガは叫び声を上げると黒色の液体と化した。








それを見ていたサーヤは信じられないという顔をしていた。








そして、「どうして?、、あなたは自分の運命を変えていくつもり?」と良くわからないことを言った。








純花は「運命は自分の力で変えていくものよ。それに、どうしてって、困っている人がいたら助けるのは当然のことだよ。」と答えた。








サーヤは「私が求めていたのは、あなたのような人よ。」と言い、その日から魔法を教えてくれるようになった。








最初は慣れなかったが、練習を重ねるに連れて上達していった。








そして、最近シサーガと闘ってくれる仲間が2人出来たのが嬉しかった。








梨菜ちゃんはとてもしっかりしている子供で、「私とタイプは逆だけど、とても頼りになる人だ」と思った。








自分はドジでおっちょこちょいな所があるので、どんな時でも冷静な対応が出来るような人は羨ましい。








また、もう1人の仲間、前に公園で会ったお姉さんのことも気になっていた。








圧倒的な強さでシサーガを倒したが、彼女の瞳は悲しみと憎しみで満ちているように純花には映った。








何か困っていることがあるなら、力になってあげたいと感じた。








でも、どうやって彼女に会えばいいのだろう、、








そして4人目の仲間も揃えなければならない。








サーヤから、シサーガからミラクルトウェルブを守る仲間は最低4人は必要だと言われていたからだ。








4人目の仲間は誰が良いのか、魅力的な友達が多すぎて1人を選ぶことが出来ない...笑

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