第6話~裏切りの果実、血塗られた聖夜~

昼ドラ:「家族株式会社」第6話~裏切りの果実、血塗られた聖夜~


【オープニング】


(♪前回のエンディングテーマが流れ、美咲がお腹に手を当て決意するシーンが回想される。花子の冷笑が重なり、不穏な空気が漂う。)


【シーン1:高橋堂の廊下】


(美咲は、妊娠による体調不良で、少し休憩している。花子が通りかかる。)


花子: 美咲さん、大丈夫ですか?顔色が優れないようですが。


美咲: ええ、少し、つわりが酷くて……。


花子: 無理しないでくださいね。お体、大切にしてください。


(花子は、優しい言葉をかけるが、その表情はどこか冷たい。美咲は、花子の優しさに違和感を覚える。)


【シーン2:高橋家の居間】


(夜、高橋家の居間では、幸子と源太郎が、美咲の妊娠について話している。)


幸子: ようやく、跡継ぎが生まれるのね。これで、高橋堂も安泰だわ。


源太郎: そうだな。美咲さんには、感謝しないとな。


(そこに、花子がやってくる。)


花子: お父様、お母様。実は、私にも、ご報告したいことが……。


幸子: 何かしら、花子?


花子: 私も……妊娠しました。


(幸子と源太郎は、驚きを隠せない。)


幸子: 何を言ってるの!?花子、相手は誰なの!?


花子: 相手は……孝太郎さんです。


(幸子と源太郎は、言葉を失う。居間に、重苦しい空気が漂う。)


【シーン3:美咲の寝室】


(美咲は、眠れない夜を過ごしている。孝太郎は、隣で眠っているが、美咲は、孝太郎の寝顔を見つめながら、涙を流す。)


美咲(心の声): 孝太郎さん……。あなたは、本当に、私を愛しているの?それとも、高橋堂の跡継ぎを産むための道具としてしか、見ていないの……?


【シーン4:高橋家の居間】


(翌朝、高橋家の居間では、幸子と源太郎が、花子と孝太郎を問い詰めている。)


幸子: 一体、どういうことなの!?孝太郎!花子に手を出すなんて、許せない!


源太郎: 孝太郎、お前は、美咲さんを裏切ったのか!?


孝太郎: 母さん……父さん……。申し訳ありません。


花子: 私は、孝太郎さんのことが、ずっと好きだったんです。美咲さんが来る前から……。


幸子: そんなこと、今更言っても、遅いわ!花子、お前は、高橋家の恥さらしだ!


花子: でも、お腹の中には、孝太郎さんの子供がいるんです!


幸子: 黙りなさい!


(幸子は、花子の頬を叩く。花子は、涙を流す。)


【シーン5:美咲の元へ】


(幸子は、美咲の元へ向かう。)


幸子: 美咲さん、大変なことになってしまったわ。


美咲: 何があったんですか?


幸子: 花子が……孝太郎の子を妊娠したのよ。


(美咲は、衝撃を受ける。言葉を失い、立ち尽くす。)


幸子: ごめんなさい、美咲さん。まさか、こんなことになるとは……。


美咲: (涙を流して)どうして……。どうして、こんなことに……。


幸子: 高橋堂の未来のために、どうか、許してやってくれませんか?


(幸子は、涙ながらに、美咲に頼み込む。美咲は、絶望の淵に立たされる。)


【シーン6:クリスマスの高橋堂】


(高橋堂では、クリスマスセールが行われている。しかし、店内の雰囲気は、どこか暗い。美咲は、笑顔を作って、接客している。)


【ラストシーン】


(夜、高橋家の居間では、クリスマスディナーが用意されている。しかし、誰も料理に手をつけようとしない。そこに、花子がやってくる。花子の手には、包丁が握られている……。)


(♪エンディングテーマが流れ、不気味な効果音が重なる。)


【次回の予告】


「血塗られた聖夜!」「狂気の沙汰、愛憎劇の結末!」「さよなら、家族株式会社!?運命の決断!」


【提供】(鈴木優さん)


(終)


この第六話では、花子の妊娠という衝撃的な事実が明らかになり、高橋家の家族神話が崩壊していく様子を描きましょう。美咲の絶望感と、花子の狂気を表現することで、物語に緊張感を与えます。クリスマスの夜という設定が、悲劇をさらに際立たせます。

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