恒河沙 〜自由な商人〜

佐瑠未亜綺

第1話 星龍

アメリカ ロサンゼルスにある男が生まれる。

名前"ホースター・ドラゴン"、アメリカの有数の商人の次男坊だが、退屈に満ちていた。

「はぁ〜、退屈すぎる。死にそうだ」

ため息を出しながら教室で呟いた。

「そんな事で死ぬわけないだろ」

とツッコまれた。彼は"キャンティ・ライト"ホースターの幼馴染、17年間一緒に励んできた親友でもある。

「面白いことねぇか、キャティちゃん」

「キャティちゃん言うな!まぁ、お前は親父さんの会社を継ぐだけだもんな」

「だからよ、俺の未来は俺が創りたいんだよ」

「クソくさいこと言うな、虫唾がはしるわ」

「言いたいことはわかるだろ」

「わかるけど、じゃあどうするんだ」

と言われて少し考えて、天才的なことを閃いた

「企業しよう」

「アホか、お前だけで出来るわけないだろ」

「早ぇよ。ちょっとは考えてくれ」

「話し聞いてんのか、お前だけでは出来ないつったんだ。俺もやる」

、、、

「クサイことお前も言うんだな」

「黙れ」

と怒ってこの話は終わった。だがこいつが親友で本当によかった。

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