パーティ

冒険者になったルカ達は、植物採取の依頼や動物を狩る依頼をこなして日々生活費を稼いでいた。

ルカ達が冒険者になって半年が過ぎた頃、ルカはダンジョンと呼ばれる迷宮に挑もうと考えたいた。

ルカ「ねぇ、アリアそろそろ僕たちもダンジョンに行ってみても良いと思うんだけど、アリアはどう思う?」

アリア「ダンジョン!?あの帰ってこられない冒険者の多いって言う危険なとこに!?」

ルカ「そうだよ、そのダンジョン 僕たちも冒険者って仕事に慣れてきたしそろそろ行っても良いと思うんだよね」

アリア「それなら仲間を数人集めた方がいいんじゃないかな?2人だと不安だし…」

ルカ「そっか…サレスさんに聞いてみよっか」


~役場 冒険者窓口~

サレス「おぉ~いらっしゃいお2人さん!今日はどんな用件だい?」

アリア「ルカがそろそろダンジョンに行きたいって言うんで、一緒に行動できる仲間を探しに来たんです」

サレス「なるほどダンジョンか…それなら最低後2人はいた方がいいな 実力の近いおすすめの冒険者を紹介しようか?」

ルカ「お願いします!!」

サレス「一応聞いておくが、こういう人が良いとかの条件ってあるかい?」

アリア「じゃあ私たちと歳の近い人が良いですね」

サレス「分かった2人と歳の近い冒険者をまとめてみよう。ちょっと待っててくれ」

ルカ「分かりました」


~30分後~

サレス「ごめんね待たせちゃって とりあえずまとめておいたから、この情報を元に色々吟味してみてくれ」

アリア「ありがとうございます!!」

ルカ「どうする?アリア?僕たちより年上が多いけど」

アリア「この中で犯罪歴とかそういうのが少ない人にしよ」

ルカ「じゃあこの人たちとかどうかな?」

アリア「ベリタとタチノ?確かに歳も近いし犯罪歴もなさそうだし良いかもね」

サレス「じゃあその2人にするかい?」

ルカ「はい!!」

サレス「分かったじゃあまた明日来てくれ2人にも事情を話しておくから」


~翌日~

サレス「おっ2人とも来たか じゃあこの先の冒険者集会部屋の3号室に入って待っててくれ」

アリア「分かりました」

ルカ「どんな人たちだろうね」

アリア「優しい人だと良いね」

ルカ「そうだね」

そんな話をしているうちに時間は経ち

サレス「ここだよ君たちを仲間にしたいと考えてる冒険者は」

アリア「あっこんにちは!初めまして私はアリアこの子は」

ルカ「ルカです」

アリア「もうサレスさんから聞いてると思いますが、私たちはダンジョンに行くための仲間を集めてます。仲間になって貰えませんか?」

ベリタ「まぁまぁ落ち着いて 私は仲間になること自体は全然良いよ!あ、それと私の名前はベリタだよ」

タチノ「俺はタチノ 仲間になる」

ルカ「良かった仲間になってくれる冒険者がいて」

サレス「じゃあ今日からお前達は1つのパーティになる」

アリア「パーティ?」

サレス「そうパーティだ パーティは冒険者の集まりやチームを指す用語だこの用紙に仲間の名前とパーティ名を書けば正式にお前達は1つのパーティになる」

ベリタ「パーティ名何にする?」

ルカ「ボスカドレスとかどうかな?」

アリア「意味はあるの?」

ルカ「異国語の言葉で『探求者達』」

ベリタ「じゃあそれにしよ!!」

サレス「じゃあ決まりか『ボスカドレス』!!新たな旅の幕開けだ」

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