あまり干渉されたくないスローライフ

ピコピコハンマー

第1話 1章(異世界初めての町とこれからの事)

 俺はブラック企業に勤める大神結城(おおがみゆうき)独身で親も自分が高校を卒業し家からでた年に交通事故によってなくなっており今は一人で安いアパートに住んでいる何処にでもいる40歳手前の普通の男だ。一日の大半が仕事で趣味といえば仕事の隙間にスマホのラノベ小説を読むぐらい。この先の人生もしたい事もなく半ば人生をあきらめていた。

 

「はぁ~今日も一日終わった。好きなラノベ小説もあまり読めてないしこの仕事辞めたいけどこの年から新しい仕事を探すのも難しいし、とりあえずご飯食べてラノベ読もう。」

 

この日結城はラノベを一日読み朝を迎えてしまった。そのまま仕事に向かおうとした。


「やばい寝ていないせいでかなりふらふらする。今日一日もつかな?でも仕事に行かないと。」

 

 結城は正直休みたい気持ちがあったが休んでしまうと仕事が溜まり後々大変な事になるので休むという選択はできなかった。車で通勤していた結城は車に乗り運転をする。運転途中、寝ていないため油断すると意識がもってかれそうになるのを我慢しながら車を走らせる。何とか仕事場の駐車場に到着するが車を止め車から出たところで急に全身の力が抜け倒れてしまう。


⦅あれ、なんか力が入らないし頭がガンガンするしこれはやばい気がする⦆

 

 結城はそのまま意識を失ってしまった。次に結城が目を覚ますと何もない空間にいた。そこは周りを見渡しても何もなく色もないため白と表現することしかできないところだった。


「どこだここ?確か仕事場の駐車場について急に頭が痛くなって寝てしまったところまでは何とか覚えているんだけどここはどこかの病院のなんかの施設か?」

 

結城が辺りを見渡していると何か煙にモザイクがかかったような物が目の前にでた。


「私の声が聞こえますか大神結城さん?」


「だ、れだ?声は聞こえるけどもしかしてこのモヤモヤしたものか?なんだこれ?」


「私はユスティあなたの知識で理解できるものでいうところの神です。あなたは度重なる過労と寝不足によってしんでいまったのです。」

 

 「は?死んだ?過労って・・まあ正直来る時が来たかという感じだが、そうか死んでしまったか。正直信じられないけど生きる事に執着もなくなっていたし良いけど、じゃあその神様?が天国か地獄にでも連れてってくれるのか?」


「基本はそのように対処するのですか、全うに生きてきて尚且つ冷遇された人生を歩んで来た方にのみ地球の環境とよく似ている違う世界でもう一度生きる選択をすることができるのです。勿論このままあなたは地獄ではなく天国に行く選択をすることもできます。どうしますか?」


「違う世界・・もしかしてラノベ小説とかでよく出てくる異世界転生とかですか!」


「そうですねあなたの解釈しやすいものだとその解釈が一番近いです。」


「そこはどんな感じの世界ですか魔法とかもあるんですか?」


「はい。魔法や極々たまにスキルというのもあります。その代わり魔物などもおり地球に比べ死が身近にありますがそれと今回は転生ではなくどちらかというと転移になります。年齢は16歳にして転移させますが」


「おお!ぜひ行ってみたいです。あ、でもしなくちゃいけない事とかも、もしかしてあります?」


「いえ、とくにはないですよ。今回の処置は今から行く世界に少し刺激を与え変化をすることを期待しています。なのでいい方向に少しでも変化するように全うに生きた方限定でこのような話を持ってきています。しいて言えば地球の知識も少し取り入れれたらなと思います。」


「でも自分あまり頭もよくなく知識と言われてもこのスマホ分からない事などを調べたり、ラノベ小説を読むぐらいで、その辺は自信がないのですが。」

 

 結城は自慢ではないが小さい時から成績も中の下という感じで知識という面でもほんとに自信がなかった。

 

「すいませんまさかそこまで悩むとは思いませんでした専門的な知識ではなく思い出した時にそういえばこんな感じでこんなのがあったなぐらいでいいのですがそこまで気にするならそうですねそのスマホ貸し手もらえますか?」


 そういうとスマホがもやの方にふわふわ浮いていった。少しして、また自分の方に戻ってきた。


「今このスマホに少し神格を与え神具に変えました。これで今から行く世界にもっていくことができます。ただしすみませんがインターネットなど一部制限がかかるようです。この辺は世界の壁があり私でもどうしようもありません。例えばインターネットなどは開けるがこの時より更新されず、書き込み、電話などをしても相手に届くことはなく、色々調べたりなどはできるがそれだけです。」

 

「ほんとですか!有難うございます。これで転移するのに不安がなくなります。では改めて転移でお願いします。小説など更新されないのは本当に残念ですが頑張れそうです。」


「わかりました、では転移で準備します。このまま転移すると魔物などの脅威に対抗できないので転移特典として<スキル武の達人(神)>をつけておきますこれは鍛錬すればするほど身に着けやすくなるので地道に頑張ればそうそうすぐに死ぬことはないでしょう。このほかにあと3つ何か選べますがこちらでランダムに付けますか?それとも自分で選ばれますか?」


「出来れば自分で選びたいです。どんなものでも大丈夫なのですか例えばスキル奪う系などは?」


「さすがにでたらめに力を手に入れれるものだと世界を破壊してしますおそれもあるのでこちらで判断してから付けさして頂きます。ゆっくり選んでもらって大丈夫ですよ、奪う系はすみませんがダメですね。」


そう言われ残念と思いつつどうしようか考える、これまでブラックな仕事をしてきており転移先では必要最低限であまり人と関わり会わずに生きていきたくそうなるとどこかでスローライフしながら静かに暮らしていきたいと思い、考えをまとめる。


「では、1つ目は植物など食べていいものなどがわかる力、2つ目は魔法が使えるようにしてほしいです、3つ目は物などをしまって置ける力です。」


「意外と早い決断ですね。そうですねでは<スキル料理(神)><スキル魔法(神)><スキル収納(神)>でどうですか?料理スキルは料理が上手くなるのと食べ物限定で鑑定できます。魔法スキルは修錬すればするほど魔力量も伸び威力も伸びます。

収納スキルは魔力量によって収納量もかわりますが入れていたものの時間が止まりますので食材などを入れておくととても便利です。どうでしょうか?」


「はい。とてもありがたいです、それで大丈夫です。」


 そう答えると光る玉が3つ近づいてきて自分の中に入って同時に自分も光り出す。


「スキルを与えると同時に体の方も若返らせておきました。あちらの言語、文字なども分かるようにしておきます。これから転移させますがよろしいですか?」


「はい。色々とありがとうございました。出来れば姿なども拝見したかったけどなぜか見えないから残念です。」


「すみません神格のせいで直接目に入れると消滅してしまう恐れがあるのでこのように見えないようにしています。それでは転移させますね、今度の人生は出来れば幸せになるようになるといいですね。」

 

 ユスティがそういうと結城の体が光り出す心の中でお礼を言いながらラノベ小説のような世界に行けるとワクワクしながら意識が遠のいて行くのが分かる。

 

 結城が目を覚ますと周りは草原で見たことのない景色が広がっていた。

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