地獄とあやかしと人を巡り辿る、これは想いと魂の贈り物。
地獄の底で、あるいは地獄の頂で、
生きとし生ける、死にとし死せる、誰かのための物語。
あらゆる獄卒鬼の最上位である鬼頭(きとう)家の次期当主・戦(そよぎ)は、ある日閻魔大王の護衛を命じられ、閻魔王宮で働くこととなる。
そこで出会ったのは齢十六でありながら、訳あって表舞台を退いた閻魔大王の代理を務めている火亜(ひあ)という少年だった。
二人は閻魔庁でいのちに触れ、閻魔王宮で想いを紐解き、少しずつ距離を縮めていくが――
火亜と今上閻魔大王は、地獄を揺るがす大きな秘密を抱えていた。
動き出す、心と心。
生きる意味を、存在理由を、地獄の底で探し求めた、ひとつひとつ目が眩むほど輝く命を紡ぐ地獄ファンタジー。
地獄×ヒューマンドラマ×ほんのり和風×恋愛×あやかし、「好き」と「書きたい」を詰め込みました。
よろしければ遊びに来てくださいm(_ _)m
なお一度足を踏み入れた場合、帰れるかどうかは保証致しません。
に更新