華龍(ファロン)

翠恋 桜

*プロローグ*


世界中にあるスラム街の夜。


喧嘩を売って来る者達を、一瞬で返り討ちする者達が居た。


月に照らされしその姿は、黒いマスクに光沢のある黒地の長袍チャンパオ


背中には鮮やかな金の龍。


神出鬼没.年齢.性別.国籍不明。


全てが謎のベールに包まれていた。



最初に姿を見せたのは香港のスラム街。


その時から、その者達をスラム街の住人は華龍ファロンと呼ぶようになった。


そして華龍ファロンの事は、世界中でニュースにもなった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る