第19話イルマの泥臭いジャイアントキリング。

 はい、街の外に来ております。イルマです!いや、外のフィールドって適正レベルがめっちゃ高いのはわかっているのですが、なんなら何回も死に戻りをしましたし、わかっているのですよ。でも、ジャイアントキリングってロマンじゃないですか!ってことで回復系ガン積みと呼ばれるようなスキル構成にして戦いを挑んでいるわけです。いや、少しでも長く生き延びてチャンスをつかめればいいのですが…


◯ー◯ー◯ー◯ー◯


 はい、イルマは今大きなカエルと戦っています。近くに一匹でいた敵モンスターがこのカエルのモンスターしかいませんでしたので、取り敢えず複数を相手するよりはいいかと思い戦いを挑みました。

 イルマが全力で避け、イルマの一部をカエルが食べ、時々イルマが隙をついて体当たりをしたり、念力で石などその場にあるものを投擲したりする。これを何回も繰り返すことになりました。ただ、あまりにも地味で泥臭い戦いでした。回復スキルのレベルがぐんぐん上がっていたのか最後の方は攻撃を食らっても即座に回復していくら食われても問題なくなり、念力で放った石が急所に当たったのが多分決めてだったと思いますがなんとかジャイアントキリングを達成したのでした。


◇ー◇ー◇ー◇ー◇


ドルフィン今日の俳句


下剋上?

 本気でやるなら

  泥臭い

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る