第12話 イルマの終わりのない初依頼?
イルマはステータスを強化するスキルを全ステータス分取得できました。そのかわりちょっと疲れました。慣れないことをすると疲れますね。普段は行商人と秘書を足して二で割ったようなことをしていますから。サポートAIとしての仕事は主であるエイトさんの仕事のサポートがメインなんですよね。エイトさんは自分で何でもかんでもやってみたくなる気質の人ですから。と言っても書類仕事とかそういう部類は今のゆで卵姿では無理ですよね…。うーんこういう時はギルドの掲示板を見ていくのがいいと思います。
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冒険者ギルドでは、採集や討伐の依頼や書類の整理の仕事がありましたが…イルマにはできません。討伐はまだまだ弱くてできませんし、採集や種類整理はゆで卵姿ではできません。魔法師ギルドや戦士ギルドでも、書類の整理の仕事や指導の仕事ですが…書類の仕事は上と同じくですし教えられるようなことはありませんしね。傭兵ギルドでは、護衛の仕事がありましたがこれは実力が足りません。ですが、子どもの話し相手になる仕事ならまだ行けるんじゃないですか?うーん信用が足りない様ですね。こういう系統の仕事は信用がないと受けられないようです。具体的には、重要住民に認められることでもらえる証というアイテムを持っているといいみたいです。受付長とか、司書長とか、ギルドマスターとか、騎士団の長とか大店の商人とか凄腕の住民とかそういう住民から貰えるようですね…。おいおいでしょう。生産者ギルドも一応ということで見てみたのですが…果実酒を作るために果物を潰す仕事がなんか残ってますね。これにしましょう。一応他の仕事も見たほうがいいでしょうか…あっ、生産物納品とか生産指導とかですか、無理ですね。大人しく果物潰す仕事をしましょう!受付の人に言えばいいですかね。
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うわぁ、数が多いです。これは集合体恐怖症の人は見れない光景ですね。四の五の言わず潰していかないと終わらなそうです…というか終わるのでしょうか?
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ドルフィン今日の俳句
AIも
単純作業は
飽きるんで。
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