サポートAIドルフィンのおかしなドラゴンMMO物語!

四季の妖精

0進化

第1話 ドルフィンのわるだくみなゲームスタート!

「りょ!じゃぁぽす〜ん。」

『ちょ、大丈夫だとは思いますけど、あんまり強く飛び乗るのは良くありませんよ?』

「ごめんごめん。じゃぁこれをかぶってリンクスタート!」

『はぁ、エイトさん。いってらっしゃい。』


 よし、うまくいきました。いや、ドルフィンこのゲームやってみたかったんですよ。インフィニティ・ワールド・モンスター・オンライン。モンスターになれるMMOしかもこの会社ドルフィンの主人であるエイトさんの生産能力まで調査対象にしてゲーム作ってるんです!まぁドルフィンの主エイトさんはこの界隈では有名な人物なのですが…

 アーリーアクセス版がエイトさんとドルフィンの分で2個いただきましたし、やるにしてもエイトさんにもプレイして貰わないと、ですよね。ドルフィンの分はおまけでしょうし…サポートAIであるドルフィンだけがプレイとかきっと怒られてしまうでしょう。あんなちょっと動画の編集をして見やすくして送っただけでこんな貰えるわけないですしね!

 さて、考えてても仕方ないですね。ドルフィンもインフィニティ・ワールド・モンスター・オンラインをプレイしましょう!ドルフィンのデータをはい、設定できましたね。


『リンクスタートです!』


◯ー◯ー◯ー◯ー◯


〈データ認証を行います。データ情報を獲得しています…データ情報の確認が完了しました。ドルフィン様、おかえりなさい。〉

「エイト様はプレイされていますか?」

〈はい、エイト様はインフィニティ・ワールド・モンスター・オンラインをプレイされています。〉

「なるほど、では、ドルフィンもインフィニティ・ワールド・モンスター・オンラインをプレイさせていただきます!」

〈了解しました。それでは、〝インフィニティ・ワールド・モンスター・オンライン〟を起動します…起動しています、少々お待ちください。起動が完了しました。それでは、〝インフィニティ・ワールド・モンスター・オンライン〟の世界へ、いってらっしゃいませ。〉



◯ー◯ー◯ー◯ー◯


 綺麗な星模様ですね。よくある宇宙空間の中にある神域みたいな場所でしょうか?あっ頭にフルーツを乗せた女神のような方が来ました。


「あなたが案内してくださる女神様ですか?」

〉はい、私は生命神ゾーイ様の部下で異邦民さんの案内を任されている眷属のブランです。異邦民さんのお名前を伺ってもよろしいですか?〈

「この名前というのはドルフィンのゲーム内での名前って認識であっていますか?」

〉はい、その認識で構いません。〈

「ドル、」


 これからは不特定多数の見られる場です。切り替えないとですね。


「イルマはイルマです!」

〉あなたの異邦人名は〝イルマ〟様というのですね?〈

「はいそうです。」

〉イルマ様が今から行く〝アニマパラディ〟という世界はとある邪神の呪によって人間種がほぼいなくなってしまった世界。そこには9人の魔帝たちが治める魔物たちの帝国が広がっています。この世界にいる魔物たちは人間種ほどではないですが、苦しめられています。あなたがた、異邦民の冒険によって苦しめられるパラディ民が減ることを願っています。すみません、話が長くなってしまいましたね。これからハチ様のアニマパラディで過ごすお姿を選んでいきましょう!〈


 定型文なのでしょうね。うーんモンスターになれると聞いていたのでどういう世界観なのかと思っていましたが…魔物の以外がいなくなってしまった世界なのですね。ど、イルマの姿、どんなモンスターがいるか楽しみですね。

◆ー◆ー◆ー◆ー◆


ドルフィン心の俳句


やりたくて

 サポートAI

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