メダルマスタリー
@keimei99
吾輩の始まり
第1話吾輩はオタクである
オタクとは1つの物事に対して心血を注げる者の総称であると私こと集兎 啓(しゅうと はじめ)は考えており、自分はコンプリートコレクターいわゆる収集オタクである。
推しのアイドルのグッツから始まり、現在は戦国ゲーム【武将無双】のグッツやCDは勿論の事ゲーム内におけるトロフィーやキャラクターイベントの全達成をしていた。
仕事?やってないけど、、、大学生だから決まった授業出るだけでいいんですよ〜。
年齢
秘密
留年
してないよ
どうやって生活してるかって?
親の仕送りですよ!ビバ!一人暮らし!
そんなタイミングであった突然スマホが鳴る。着信は母となっている。
機嫌を損ねると不味い、仕送ってもらえなくなる。
だが成績は大学から親に送られているはずなので止められる可能性はほぼ無い。
大丈夫だ啓、お前は悪いことはしていない大丈夫、大丈夫。
そう心で復唱しながら電話を取る。
「もしもし麗しの母上様本日はどのような要件で?」
【来月から仕送半額よ理由は自身に問いなさい】
「母上!ちょっt」
プープー
非常な音が自身の耳に鳴り響く。
何故僕は母に見捨てられたのだろう?
考えろ考えるんだ僕!成績優秀で単位も落とさず頑張って来たじゃないか!
メッセージアプリで母に『せめてヒント下さい』と送ると『一人暮らし条約』とだけ返信が来た。
この一人暮らしは母からの条件を犠牲に成り立っている。
内容がかなり多く説明を省くが簡単に言えばその条件を守れていなかった。
今回は守れなかった条件は【長期休暇は1日でも帰って来る事】大学は明日からしかも1日で帰って来れない。しかも武将無双のグッツを買ってしまい現在所持金3000円通常家賃含め20万もらっているところ来月は家賃含め10万どうやって生活しろと!
絶望の中着信が入る発信者は守となっている。
「もしもし」
【なぁ啓、上手い話があってさ探索者協会(ギルド)でキャンペーンやっててさ登録したら5万貰えるらしいぜ!刃(じん)誘って3人で行こうぜ】
「登録ってするだけでいいの?」
【いいらしいぜ18歳以上30歳未満って制約はあるけど俺等なら合格だろ】
「行くだけで5万なら行くか」
【よし(๑•̀ㅂ•́)و✧今から行くぞ!刃には連絡取ってあるしとりあえずギルドに1時間後集合な】
「了解」
ギルドは自分のアパートから徒歩20分風呂入って着替えて行けばちょうどいい頃だろう。
準備するか、、、、、、
ーー探索者協会ーー
ギルドに集合した自分達は足早に記入書類を書き込み適正テストを受ける事になった。
適正テストは性格診断を行った後、走攻守の3科目さらに魔法適正を評価される。
この成績を加味してギフトボックスが演算して職業が決まる。
「結構疲れたな」
「だな」
刃と守はけろっと感想を述べる。
「ハァハァ、、この脳筋馬鹿共が」
「啓は普段運動しなさすぎ」
「そうだぞ!筋トレは己を裏切らないからな!」
この二人は高校で運動部それも刃は剣道、守は柔道共に全国屈指の選手だった。
怪我が理由で大学では二人共部活いやサークル辞め学力で困っている2人をたまたま居合わせた自分が2人の標的にされて現在の関係に至る。
詳細は後々語るとして。
「まぁだいたいこの3人なら刃が剣士で俺が盾戦士、啓が魔法使いみたいな感じになるだろう!」
「妥当だね」
「それよりも自分ちょっとジュース買ってくるわ」
「もうギフトボックスの発表始まるぞ見ないのか?」
「いいよシーカーなんてやる気ないし5万さえ手に入れば職業なんてどうでもいいよ」
「確かにそうだな!」
「妥当だね」
ジュースを購入した後ギフトボックスの上部モニターに見知った名前が映し出されていた。
ランクB
双剣士 黒井 刃
ランクB
守護者 大石 守
ランク不明 (新規ジョブ)
メダルマスタリー 集兎 啓
ランクBは初期ジョブで最高ランクであり、後々のレベルアップや倒したモンスターによってランクアップしていく。
今はそんな事より自身の名前の横に映し出されたメダルマスタリーの文字に感情が追いつかないでいた。
そして後々世間から魔王やダンジョンブレイカーと恐れられた男集兎 啓の第1歩がこの瞬間であった。
2話に続く!
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