無人機の戦慄

ドローン、虚空こくううなう、

はがねつばさやみを切りき、

監視かんし冷酷れいこくに、

ひとごとる。


なにゆえ飛翔ひしょうす、覇権はけん野望やぼうか、

自由じゆうくさりつなすべか。

旋回せんかいおとひそむは、

無情むじょう未来みらい恐怖きょうふ胎動たいどう


かげ地上ちじょう無音むおんおおい、

ひかりなき視線しせんこころこおらす。

かくれるすべかぜり、

尊厳そんげん虚空こくうゆ。


嗚呼ああ無人機むじんき暗澹あんたんたる脅威きょういよ、

たましい聖域せいいきおかなかれ。

じ、静寂せいじゃくあらがえ、

人間にんげん意志いし自由じゆううたう。


にぎり、きずなかため、

希望きぼう未来みらいつないととせよ。

ドローンのおそれは、たましい試練しれん

あい宿やどこころにて、永遠えいえんあらがえ。




【登場した単語解説】

戦慄せんりつ

 恐怖や不安で震えおののくこと。


胎動たいどう

 胎児が母体内で動くこと。


暗澹あんたん

 暗くて希望が見えない様子。気分が沈んでいること。

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