静かな世界で
ゆりな
静かな世界で 過去編
あらすじ
昔々、ある貧しい小さな村に9人の能力者がいました。
『毒を操る』能力者
『死を操る』能力者
『生を操る』能力者
『何かを暴く』能力者
『何かを見抜く』能力者
『水を操る』能力者
『音を操る』能力者
『時空を操る』能力者
『"全て"を操る』能力者
この村では、悪天候や不作に苦しめられる人々が多くいたのです。
そこで、村の人々はかつていたとされる能力者を呼びだし、村を貧困から救ってもらおうと考えたのです。
みな、能力者によって村が豊かになっていくのを喜びました。
しかし、生活が豊かになっていくにつれて、私利私欲のために能力者に能力を使わせようとしたのです。
能力者たちは呆れ、憎み、絶望しました。
能力者は人々の能力者に関する記憶を消しました。
『能力者は代償と引き替えに、一つだけ願いを叶えてくれる』
という噂を残して。
??「まずは、能力者の辿ってきた道のお話。
今はもう欠けてしまった、苦しいお話。」
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