第2話 仕掛ける

一応子どもがいない時に聞いてみる。


抜いておいたラブホテルのカードを3枚並べる。

夫の言い分としてはデリヘルで利用した、とのこと。


この時点では本当か嘘か分からない。

デリヘルで使っていることもあったかもしれない。

でもそれで免れると思っている頭もクレイジー。


あとは結婚する前から財布に入っている、という言い訳も出てきた。


これは完全な黒である。


その理由は6年ほど前にも不倫があった。

小さい子ども達の育児を放棄して。


その時に財布からラブホテルのカードは何も言わず抜いておいた。

なので結婚前というのは嘘と分かる。


ちなみにこういう夫婦は多いのかもしれないけど、

家のことを文句なくこなし、時間やお金の余った範囲で遊ぶ分には構わないと思っている。

何故ならもう愛情はないから。


それも伝えてあるのに仕事、家事、育児の負担の比率は改善されなかった。



私はGPSを車に取り付ける決心をする。


始まる。

ここから長い戦いが。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る