第22話 Sランク
「剣で語り合おう」
相対するのはSランクの剣士。オルス。
使う武器はお互い剣。魔力、オーラの使用可能、、
「行くぞ」
「!?」
早っ!?
ギギギギギッ!
なんとか反応できたものの、、不利的状況だ。
本当なら切られてから、、1発は強いがゾンビという事はあまり知られたくないためその方法では使えない。
40倍!
ガッ!
よし!弾き返せ
ジュッ!
いつのまにか腕に傷が入る。
「、、、攻めるか」
バシュッ!
踏み込み距離を詰める。
カキン!
「なっ!」
俺の剣は弾かれ隙ができる。
「滅殺剣」
なんで後ろに、、
バシュバシュバシュッ!
「は?」
全身が傷だらけだ。
、、もしこれで本気ならば、、死んでいる。
「ふぅ、、」
回復のスキルを抑える。
肉体手術を使い体内でゴブリンキングの腕に変える。
これで熟練度は14、、攻撃力は下がるがこうもしないと捉えられない。
「トンッ」
消え、、
「!?」
ガキンッ!
ギリ反応、、
キンキンキンキンキン!
防ぐ防ぐ防ぐ防ぐ。
ジュバッ!
ジュッ!
受け流す。
「!?」
左足を溜めて加速!
シュパッ!
「おお!本気を出してきたか?」
硬すぎ、、
それでも腕には傷がついている。
「じゃあ、、僕も本気で」
そう、、あいつは一切流派を使っていない。かの有名なやつの流派。
龍殺派。最強の剣術と言われている。
対して俺はゾンビ流。大振り、、回転ギリ、、流れ切り、、突き、、
「行くぞッ!」
剣がくる!
回転し、、
ジャジャジャジャジャ!
男は回転しながら俺の後方へ飛ぶ。
「ゴボッ!」
剣で体を抑える。
「防げない、、」
オルスは俺の姿を見て剣をしまう。
「期待はずれ、、か」
「まだだ、、」
まだやれる、、
「これは話し合いだ。話し合いで人を殺す訳はないだろう」
とそのまま相手は一才振り向かずにルークの方向へ行く。
「君とも対話したい」
悔しい、、再生という特性がなければ俺はここまで弱いのか。
「ゾン、頼むぞ」
例のスキルの事を言っているのだろう。尻尾が揺れている。よほど戦いたいのだろう
「いけ!ルーク!」
これにより戦闘力は10倍になった。
「成程、戦闘のことになると目が変わるな、、、あの時のお前ではない」
最初から本気モードで行く様だ。
「行くぞ」
来た。俺が苦しめられたあの回転の、、
「ほぉ?」
「!?」
ルークは防御に成功する。
「見ていたからな」
「ほぉ?」
と構え直す。
「3連斬」
3つの斬撃は高速で移動しルークを襲う。
範囲は大きく完全に避けるのは難しい。
ギギギギッ!
「おっ」
手のみが獣化し、それを抑えている。
「部分獣化か」
しかしそれでもきついのは変わらない。
ズズズと後ろへ後退していく。
タタタッ!
その間にもオルスは移動しルークを狙っている。
「アアアアアッ!」
ついに完全な獣化をする。
ガン!
そしてやっとの事で斬撃をかき消す。
スッ
その時にはもうすでに剣が首と密着していた。
「強すぎる、、」
「対話ありがとう」
と笑顔で彼はその場をさった。
「はぁ、、はぁ、、」
辛そうに呼吸をするが顔が笑っている。
「次々!」
もしかしたら彼はこのまま王国で術を極めていくのかもしれない。
そう思うと悲しいがあまり考えない様にした。
---
、、、夜。
力を込めて指のかけらを窓から投げ出す。
俺もいち早く強くなりたい。
自分の体を切り裂く。一番大きくなったそのかけらから再生する。
「ふぅ、、」
剣術を上げる事が一番。その為にダンジョンへ潜る。
今のレベルは51。せめてレベルは60。剣術は15を目指す。
---
魔力 820
残りスキルポイント 16×2=32
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スキルポイントがあまりにも残り過ぎている。
かといって上げることのできるスキルはない、、贅沢な悩みだ。
「普通なら剣術だけど、、」
もうちょっと様子見かな、、?
「っと運がいいね」
ダンジョンを発見した。
さて入ろう。
そのダンジョンは余り強い物でなかった。
「ボスは、、アルティメットサイ」
メタルに包まれたサイでありとにかく硬く、攻撃力も高い。
「ブオオオオッ!」
そしてとにかく凶暴であるが、、
今の俺にしてみれば脆い。
両腕合わせて攻撃力が1000プラスされる。そして元の攻撃力は190。
それで1190になる。そして常に1.5倍なので1785。
そしてそこに120倍となるので21万4200。
からの
「大声で2倍の42万8200だァァァァ!」
ガゴン!
適当に振ってもこれなのだ。
「そして剣術に合わせば、、」
大振り。2倍。そして85万6400。
「フハハハハ!」
その際は無惨にも2発で倒れた。
レベルが2上がる。
本当ならもっと苦戦するはずのモンスターであるがために経験値が美味しい。
「ステータスポイントの8は魔法に振って、、スキルポイントの4は保留」
そしてダンジョンの消滅とともに外に放り出される。
「さて、、次のダンジョン!」
その1時間後にダンジョンを発見して乗り込んだ。
ゾンビに睡眠時間などない。疲れる事がないので一生ダンジョンをクリアできる。
「さて、、行こう、、、、!?」
それと同時にSランクのオルスがやってくる。
「オ、、」
今は一応ゾンビの姿なんだった、、
「おいおい、、冗談じゃないぞ」
そしてオルスと俺の戦いが始まる
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