第17話 ゾンビVS魔人

「、、、不味いねぇ」

魔人2体、、1体は惹きつけれるがもう一体が、、

「赤と青だッ!」

一般的に魔人には爵位が存在する。

高い順に公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵。

そして目の色がそれぞれ違い順に

    白色、黄色、青色、黄色、赤色。

俺が前回倒したのは赤色に当たる。

現在レベルは42。即時ステータスポイントを魔力に注ぐ。

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魔力381→585

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時間がないので100単位でやらせてもらったよ、、悲しいけど。

現在死んでいいのは11回、、、結構上がったつもりでも意外とそこまでか、、

ゾンビの特性無しで勝つのは難しいか、、

俺は巨人になりきっているわけでは無く、巨人の心臓部分にいて動いた動きがそのまま巨人に反映される。

ブチッ

心臓を抜くと巨人化が解かれる。

「殺れ」

赤の目の方が指をくっつけ、爪を立てて巨人化が解けた俺の腹部を貫く。

「ぬぅ、、ゾンビであったか」

腹の筋肉を高める。これで手は抜けない。

グルン

「行くぜ、、俺の初魔法」

口を大きく開ける。すると口内に魔法陣が生まれる。

ボオォッ!

口の中から炎が出現し魔人を包む。

「ウッ」

やっぱり物理の方が強いか。

「100倍」

一応腹を貫かれているからある程度抑えて、、

「なっ」

上から叩くと同時に防御力を下げる。

ドカッ!

そして地面に叩きつけられた。

「来いよ」

せめて青の伯爵を俺が受け持つ。

「フンッ、、レドリス、こいつは俺が受け持つ。他を殺せ」

「ぐぅ、、」

と苛立ちながら此方を見てくるが無視する。

「このッ!」

「命令だ」

チッと舌打ちし城壁の方向を見る。

「なら早めにあいつら殺したら参加していいか?」

「10秒で片付けろ」

、、、

「お前らッ!行くぞッ!」

「うっす」

それに答えたのは獣人のルークのみ、、だがしかし

「来いよ!」

それで十分。

彼のステータスは信頼度は最高に達し、ステータスは脅威の10倍。

バビュン!

いつの間に後ろに、、

体は切られてそこから紫の物体が入り込んでいる

「毒を盛った、、、いくらゾンビとはいえ、、」

「?」

たとえ毒でも回復量が上回っているから意味ないけどね、、

「???相当な神経毒なはず、、」

確かに凄まじいと思うよ。だって毎秒250削られるからね。

確かにこれで最高120倍だった所が95倍に減った、、よ。

「、、、お前を舐めていた様だ、、これでも喰らえッ!」

ザシュッ!

「、、、、おぉ!体がピクピクしてきたよ!」

毎秒500!やるじゃないか!

「なっ、、ソレナラァァァァ!」

バシュッ!バシュッ!

「おおおおお!!!!!」

毎秒1000、、、

「おしいよ惜しい!後200で回復量と並ぶよ!」

「な、、、なんで、、」

「?ほらもうちょっと!」

今現在俺は体の中に毒を吸収している。いざとなれば使えるからね、、

それに、、ちょっと1回毒死してみたい。

「気になるねぇ、、もうちょっと頑張ろうか!」

「、、、ぜぇぜぇ」

んー厳しいご様子、、

シュッ!

指を切断する。

そして体内で針を広げて自殺すると共に魔力が6減り指から再生する。

バシュッ!

そして毒が回る前に指を切断し、毒を消す。

「なんで、、」

体が正常な色に戻った。もう毒は消えた。

「なら、、再生ができないぐらい切り刻んでやる」

残念ながらもう指を切り裂いた粉を全体に撒き散らしている。

バシュッ!

完璧に切り刻んだと思えば遠方で現れ、

バシュッ!

また切り刻めば一瞬で回復してゆっくりと迫ってくる。

「このぉ、、」

「ほら、、あと100回!」

一応防御力は高めているので全て切り裂くとなれば相当な体力を要する筈、、

「ゼェ、、ゼェ、、」

予想通り30回を超えた時には倒れ込んでいた。

「まだ半分にもいってないよ?」

「ぐぅぅ、、」

「いかないなら、、行くね?」

ザッ!

獣化し、一瞬で距離を詰める。

体感1秒もせずに距離を詰める事ができた。

「はっ」

「120倍」

バシュバシュ!

右腕が切り刻まれる。

「アアアアアアアッ!」

ここで完全に狂気が発動した。能力値は2分の1。終わりだ。

「逃げっ」

「背を向けたね?」

ザシュッ!

獣の腕はまっすぐ魔人の心臓を貫く。

「もう魔人の心臓は要らないからね、、っと」

最後の毒が魔人の心臓から飛び出し体に侵食する。

「1200、、、一緒だからプラマイ0、、惜しかったね!」

「あああっ」

バタリ。

倒れたのを確認した後にすぐに腕をぶん取る。

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魔神の両腕(伯爵級)

各腕攻撃力プラス500

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ニマッ

彼は笑って取り付ける。

「さて、、どうなっているかな?」

城壁の方向を向いた

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