第3話
「‥はい?」
なにとんでもないこと言い出したんだ?
「俺の家広いし1人で寂しいんだよねー。次の家見つかるまでいてよ」
ね?と言って水を一気に飲み干す。
「いやでも悪いですし‥。」
「いーのいーの。家賃とか気にしないで。でも、掃除だけお願いしたいかも」
「掃除だけでいいんですか‥」
よっぽどお金持ちなのかな‥。そんな見た目はしてないけど。
「よし。じゃあ決まり。早くラーメン食べちゃって家にいこ!」
急かされながらラーメンを食べお店の外に出た。
お店に入る前には想像もしていなかった。
「まだ夜は少し寒いねー。ご馳走さん。じゃあ行こっか」
手を引かれ彼についていく。
人は多くないが酔っぱらいがあちらこちらにいる。
この人はどうしてさっきあったばっかりの私に優しくしてくれるのだろうか。
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