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    そうそうこれ読みたかったんだと思い出して拝読しました。

    人生にそそり立つ山のものすごい描写。こちらまで凍えて全身が凍傷になりそうです。
    モノローグか、配信中の喋りなのか、どちらかもう自分でもわかっていなさそうな主人公は、きっと世間が思うほど駄目でも落ちこぼれでもないのに、時代の風潮により自然とそちらに寄り分けられてしまった人なんだろうなあ。哀切の極みです。
    就職氷河期の試験や面接、まるでリアルデスゲームですね。

    モデルになった方の事件は小耳に挟んだくらいで、詳細はちっとも知りませんでしたが、興味が湧きました。
    圧倒されました。

    作者からの返信

    鐘古こよみさん

    事故死後、迷惑系お騒がせYOUTUBERみたいな扱いで、山を舐めるなバカバカと世界中から非難轟々、不名誉な死を遂げた人間に送られるダーウィン賞2020年まで受賞してましたけど、ご本人がどんな人生を送った人なのかは、迷惑系配信者という最初のイメージが先行してしまい、あんまり世間に知られてないんですよね。

    病院に入院中の女の子が「雪景色の富士が見たい」と云ったから行ったという説があり、また本人は何度も富士山に登頂経験があります。

    途中までは難なく登っており、さらにその先……もう少し上に……というあたりで凍り付いた斜面から滑落しました。
    この様子が生配信されていたことで、一躍有名に。

    実は、迷惑系とはまったく逆の、おっとりした感じのやさしい人で、どんな職場でも真面目に働き、お父さんになったらさぞや子煩悩であったのではないかと思わせるような方だったのです。
    氷河期世代の四十代、無職、独身の男性が、もっとも幸福度が低い。
    この代表のような方でした。

    あの滑落映像をニュースで観て、その後に彼の人となりを知ってから、妙に忘れられない事故となっています。
    再起しよう、頑張ろうと、毎回のように奮起しても何にもならない、安定した生活に繋がらない、そんな自分の人生に行きどまりを感じていたのではないでしょうか。
    大病を患っていたことから、自殺するつもりだったのではないかと云われていますが、映像からはそんな感じもしません。
    とてもきれいに空の晴れた、富士山での出来事でした。

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    配信途中に遭難した配信者みたいお話と就職が決まらない氷河期を上手く組み合わせた作品ですね
    淡々としたモノローグが悲しい

    選ぶ側の傲慢な様子
    「六人の嘘つきな大学生」という小説を思い出しました

    そして選ぶ側が必ず勝つとも限らないんですよね
    選んだ人がとんでもない人であるということもある

    騙し合いですね


    ※追記です
    もうお調べになったかもですが
    「六人の〰️」は石持浅海さんの作品です
    ミステリー?みたいな感じで
    最初は面白いんですが…
    映画化もされましたので人気作なんだと思います

    ※さらに追記です💦
    石持浅海さんではなかったです💦
    失礼しました🙇‍♀️

    作者からの返信

    凛花さん

    「六人の嘘つきな大学生」タイトルからして面白そう!
    就活のお話なのでしょうか。

    ああそうですね、選ぶ側だってその時はそんなでも、ああいう思考と態度をとっていると、やり直しがきかない人生の終盤にツケが回ってきそうですよね。まあ本人たちは平気かもしれませんが。

    実際にとった人がとんでもないモンスター社員であることもあるでしょうね。

    モデルになった配信者はそれはそれはバカバカと世界中で云われたのですが、お騒がせYOUTUBERなどではなかったのです。もちろん捜索隊ほかに大迷惑をかけているので褒められるわけではありませんが。
    残された彼の人生の痕跡をたどると、本当に哀しくなってしまいます。


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    就職氷河期は確かに大変でした。終身雇用制の崩壊。そんな時代は、自分のために生きてもいいと思いますね。

    作者からの返信

    トシキさん

    こんにちは!
    この作品は2019年におきたニコ生配信中の富士山滑落事故をモデルにしています。モデルにしただけで創作です。
    装備不足の無謀な登山として、死んで当たり前とばかりにかなりのバッシングを受けた一件だったのですが、亡くなった方の来歴はあまり知られていません。
    一説では、足の不自由な女の子(小学生?)からのリクエストで雪のある富士山の動画を撮りに登ったみたいですね。
    わたしの中では忘れられない登山事故です。


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    就職氷河期世代にとって、半年ほど前にニュースになった 今年の新卒入社の初任給の話題は、腹立たしく、憤りを抑えることのできない、納得のいかない話題ではないのでしょうか。
    正規採用が容易にかなわず(彼ら自身のせいではなく、そもそも採用率が低い時代)、ようやく就いた職で、
    何年もかけて得られるようになった手取りより、
    新卒で入ってくる若者の方が、給料がいいだなんて!
    何の苦労もしていない、人生の辛酸を舐めてもしない……
    って、
    思わずにいられませんよね。
    (早くに子どもを産んだ就職氷河期世代だと、ちょうど子どもが新社会人だったりするのでしょうが……)

    就職氷河期世代って、せつない世代ですよね。
    その無念が、やるせなさが、突き刺さる作品でした!

    作者からの返信

    結音(Yuine)さん

    こんにちは。
    今頃になって少子化とか氷河期世代の支援をとか、何云ってるんだろうという感じですよね。
    家庭を築いて子どもを育てることが完全に出来なくなるまで待ってたのかと云いたくなるほどです。

    数千社エントリーしようが、最初から採用する気ゼロ。一社面接にこぎつけても、待っているのは採用する気ゼロのままの圧迫面接。
    若者のやる気というやる気を社会が挫き続け、虐め続けたあれを、自己責任と云われても。

    そして氷河期があまりにも長すぎました。
    二、三年なら、その間に資格の勉強をしたりして、ちょっと遅れて入社することも十分可能だったでしょうが、十年以上の長きに渡ってですから。

    日本は新卒重視なので、すでに三十代になっている非正規雇用の団体と新卒では、新卒に雇用は流れるに決まっています。
    実家が裕福でもない限り、誰もが生きていくために日雇いや非正規に流れるしかなかったのです。一体どうしろと。

    「無敵の人」が現れるのは、もちろんよくないことではありますが、その背景を考えると、社会が生み出したとしか思えません。

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    本当にね…私も後期ギリギリ位ですが、色々と思うところがあります。あの時の政策の失敗は今の少子化に繋がっていますよね。
    描写が見事で惹きつけられました。

    作者からの返信

    葵 春香さん

    少子化は避けられなかったとは想うんですけどね……よき納税者、よき家庭人になれるはずだった大量の若者の未来を断ち切ってしまったのは、政府に対して訴訟を起こしてもいいくらいじゃないでしょうか?
    そもそも求人がなく、数千企業にエントリしようが、最初の面接にも辿りつかない人の方が圧倒的で、奇跡的に辿り着けたとしても待っているのは、わけのわからない選別や、圧迫面接。
    個人の努力で出来ることには限界があったと思ってます。