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  • ソラニンへの応援コメント

    縦縞ヨリさま

    こんにちは。
    「ソラニン、芽吹き成長する為に必要な、ほんの少しの毒」この言葉に心をつかまれました。
    いつも一緒にいたふたりが進学についてこの時まで話をしていなかったのは、すでにいつの間にか、別の道を歩み始めていたということなのですね。それでも、分離を認め、完全に独立しあうには、少しの毒の助けが必要だったと。
    成長に必要なソラニンですが、効かせすぎは禁物ですね。私はこのくらいのスピーディーな場面展開がこの毒には良いあんばいに思えました。絶妙な量の毒は爽やかなあと味をもたらしてくれますよね。
    読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    こんにちは。
    文章のボリュームや展開のスピードについては暗中模索でございまして、書き手としては「もうちょっとだけ書き込むべきだったかしら」と思うところもあり、次回への課題にしたいなと思っています。
    しかし「良い塩梅」とおっしゃっていただけてほっとしました。ありがとうございます。

    一緒に居るのが当たり前の環境で、しかし高校以降の進路についてはお互い口にしていなかった、というのは、おっしゃる通り「別の道を歩き始めていた」のもあり、「それを口にする事への恐れ」があったのだと思います。
    先に希望を口にした方が、もう一人の切符を奪ってしまうかも知れない。また、相手を深く傷つけてしまうかもしれない。
    しかしそういう「痛みや苦しさ=毒」こそが成長の糧になるのではないかなと。

    ご拝読ありがとうありがとうございました。

  • ソラニンへの応援コメント

    家族と双子の絆が中心の物語、そこから一人の決断が新たな未来への踏み出しを描いていますね。

    じゃがいもの皮むきから始まる平和で親密な日常と、変化への恐れが交差しながら進む物語が切なくも温かいです。亜衣と悠亜のそれぞれが成長を受け入れ、違う道を選ぶ過程がとてもリアルで共感を呼びます。

    最後の「さよなら、もう一人の私」という言葉が象徴的で、心に深く響きました。

    作者からの返信

    温かい家庭で、生まれた時からずっと一緒でも、いつか離れる時が来る。
    その時は痛みを覚えても、それが芽吹き成長するための大きな力になる。
    そう思ってこんなお話にさせていただきました。

    「共感を呼びます」と仰っていただけてとてもほっとしました。ご拝読ありがとうございました。

  • ソラニンへの応援コメント

    双子として育ってきたとしても当然別の人格で別の人生がある。
    そのタイミングは必ずいつか訪れたのだと思います。
    晴れやかな気持ちで亜衣を見送った悠亜、ふたりがそれぞれの道を歩んだ先にまた心から笑い合える日々が訪れてほしいです。
    縦縞さん、ありがとうございました。

    作者からの返信

    生まれた時から一緒に居るのが当たり前でも、いつかは離れる時が来る。しかしその時に不公平感があると、今まで感じたことの無かった憤りを覚えるのではないかしら、と思って書かせていただきました。

    お互い芽吹くために毒を飲まなくてはいけなかった、でもいつかそれも思い出になります。
    「笑い合える日々が訪れてほしい」と仰っていただけて嬉しいです。私もそう思います。
    ご拝読ありがとうございました。