第29話 脱、迷いの森。
俺はクロムを前に硬直していた。叶うならばすぐにでも逃げたかったが……退路は塞がれてしまっている。森に逃げるか? いや、しかし……こうなってしまっては、ウィンシーの反応も怖い。今も間違いなく、こちらの状況を窺っているはずだ。クロムとの関係を洗いざらい話さなくてはいけなくなるだろう。このまま逃げ帰ってしまうと、ただでさえ面倒な説得が困難を極める。
さらには、迷いの森に滞在する猶予も減ってしまう。どうやってかは知らないが、もう居所を掴まれたのだ。俺がこの森に居るというピンポイントな情報を握られている限り、ウィンシーの元で過ごすのは、自ら逃げ道を塞ぐようなものだ。
最悪の場合……本当に、最悪の場合、ただの俺の妄想だが……血みどろの修羅場になりかねない。
「挨拶も無し、か」
「あ、お久しぶり、です……」
「ふざけるなよ?」
あはは、考える時間もねぇや。もう最初からだったけど、クロムさんブチ切れですよ。もっとこう、なんか……再会を喜ぶとか? ないですかね? びっくりするくらい呆気ない再会ですけど……え? 俺が逃げただけ? ほな無理かぁ。
「もう御託はいい。帰るぞ」
「え? いや、ちょ、ちょっと待って。まだ用事があって……」
「……私は嘘を吐かれたくらいで動揺したりはしない。だが、お前は度を越えた馬鹿だ。私がいつまでも仏の顔をしていると思うなよ?」
「仏の顔って……ずっと怒って――」
「何か?」
「ナンデモナイデス」
俺に拒否権は無いようだ。……というか、俺の意思で帰るように諭している風だが、クロムの足がジリジリとこちらへにじり寄っている。黒い耳がピクピクと動いているし、俺の一挙手一投足に警戒しているのが隠せていない。
……クロムは俺をとっ捕まえる気マンマンだ。もし捕まったらどうなるのだろうか? 先日のクロムの様子を思い出してみよう。ジェムピースで始まった鬼ごっこ、その別れ際では……クロムが獣みたいな断末魔を上げてたな。それはもう見たこともないくらいブチぎれて。もしかして俺、殺される?
「どこへ行く気だ?」
「……? いや、そんな気は全く――」
突如、俺の身体が宙に浮かび上がった。身に覚えのない逃走意思を指摘され、困惑していた矢先である。
は? え? なんだこれ。間違いなく俺の意思ではない。地から足が離れ、なんとか着地を試みても、衣服が風になびくだけ。そのまま俺の身体は森の方へと……。
あ、これ絶対ウィンシーの仕業だわ。人を浮かばせるほどの風力が、不自然に俺を運んでいる。……絶対に逃がさないという意思を感じるのは、ただの勘違いだよな。
しかし成すがままになるつもりはない。このままでは森に引き戻されてしまうため、風魔法で抵抗しようとすると……クロムが俺の胸倉を掴み、その勢いを止めた。
「逃がさんぞ」
俺の助力も必要なく、クロムは片手で俺を引き留めている。あの、服が伸びそう……というか、更に風が強まって俺の負担が大きいんですけど!? 普通の人間なら体が引きちぎれてるところなんですけど!?
しかし、木々が揺れ、人を吹き飛ばす程の強風が吹いているというのに、クロムは微動だにしていない。どうなってるんだ。どんな力が働けばこんなシュールな光景になるのだろうか。……もしかして体重が。
「誰がデブだ!」
「まだ何も言ってないよぉ!?」
更に強まる風だったが……しばらくすると、ピタリと止んだ。その拍子に浮遊していた俺の体が地面に叩きつけられる。
「ぐえっ」
「気は済んだか?」
「いてぇ……いや、俺の意思じゃ」
俺がそう言いかけたところ……背後から気配を感じた。突然現れた何者かに、しかし俺は確認しようとはしない。振り向きたくないし、その必要も無いだろう。
「……誰、その女」
はい、ウィンシーさんでした。……はぁ、もうどうにでもなってくれ。俺を無視して二人で話を進めてくれ。もう心の底から関わりたくないです。
え? なに? 俺が話の中心だって? ……さいですか。
「……ロイ、説明しろ」
「彼女はウィンシーです。風の精霊です」
「ねぇロイ。何? この泥棒猫は」
「泥棒猫じゃありません。彼女はクロムです。俺の――」
「ロイの番だ。夫が世話になったようだな」
「……」
「いや……違いますよ……?」
考えうる限り最悪の展開を迎えた。俺の妄想が現実にならないことを願うしかないが……舞台だけは整ってしまった。クロムは妄言を吐くし、ウィンシーは恐いくらい真顔だし……お、俺の平穏は? ど、どこ?
「ロイはずっと私と居るの。この森で。どこの誰だか知らないけど、私達の邪魔をするなら容赦しないよ?」
「……ロイ、お前は幾人の女を誑かせば気が済むんだ?」
「そんなつもりは、ないんですけど……」
そもそも、あなた方がイレギュラーなんですよ? 死人に未練タラタラな自覚あります?? 俺だってハーレムを夢見た時はありますよ。けどそんなのは、とうの昔に捨てた妄想でしてね? 今は全くこんな状況を望んでいないんですよ。
困ったもんだぜ……いや本当に。嬉しい気持ちなんて欠片も無ければ、こんな泥沼を脱する器量も無いんですよこっちは。
「ぽっと出が調子に乗らないでよ。私たちは3000年前からの仲なの。あなたなんかが付け入る隙なんて無いわ」
「……3000年?」
……あ、これマズイかも。余裕でアウトラインは越えてるが、クロムやウィンシーはまだ、俺の正体の全てを知っているわけではない。クロムは俺がランドだということを知らないし、ウィンシーは俺が何回も転生していることを知らない。
ウィンシーに正体がバレるのはまだいい。どうせ彼女はこの森から出られない。外の歴史どころか、今がどういう時代なのかも理解していないだろう。そもそも、あんまり興味ないだろうし。
しかし……クロムは、ダメかもしれない。恐らく彼女はランドという名前を知っている。いや、どうかな? 腕っぷしは強いが、知的というわけでもない。ないが……何を隠そう彼女もニジュランド王国出身である。それにかつては、聖女であるカリアが仲間に居たのだ。ニジュランド王国がもともと、神の住む都だっだという有名な話は、知っていてもおかしくない。神が人間に討たれ、人が統べる時代が始まった折に名前が変わったことも。……その名前からして、ランドだしな。
「3000年とは何の話だ。ロイ」
「いや~2000年の間違いじゃないですかね?」
「嘘を吐くな。それなら私が知っている」
うーむ、どう誤魔化すべきか。いや、そもそも誤魔化す必要性はあるのか?
テオを覚えている人でさえ少ないのに、更にその昔に、ランドという英雄が居たことなんて誰も知らないだろう。特に困るようなことは……うん、無いな。いや、特に理由も無ければ知られたくはないのだが。
しかし、いちいち説明するのも面倒である。……というか、根掘り葉掘り聞かれるのは嫌かもしれない。話の流れで『他にいくつの名前がある?』とか聞かれ出したら面倒くさい。話したくないと言えば済むだろうが……いや、それは楽観的だな。この2人は絶対、理解に努める。
うん。俺のストレスへまっしぐらだし、適当に誤魔化しておこう。
「……ロイ、今回が初めてじゃないの?」
あぁ、そういやウィンシーって俺の心読めたっけ。
……あれ? これ手遅れか?
「まあ、うん。色々あってさ」
「……へぇ、そうなんだ。その時は……会いに来てくれなかったんだ?」
……おや? なんか不穏な空気が……ウィンシーの意識が、クロムに向いていない気がする。あはは。俺、またなんかやっちゃいました?
「約束、忘れてたの……?」
「……その話さっき終わりませんでした?」
「話が変わったの」
いやいやいやいや……もうその話は済んだじゃないですかぁ。謝りましょうか? 確かに謝罪がまだだった記憶がありますね。いやー本当すいません。やっぱりこんな大事な約束忘れるような男、もう忘れません?
「……やっぱり、新しい加護が必要だね。絶対。離れられないように」
「あの、俺の意思は……」
「あるわけないじゃん。忘れてたくせに……図々しいよ」
……ッスー。良し。心を決めたぞ。
「クロム! 撤退するぞ!」
「待て。まだ話は」
「後からいくらでも話すから! なんでもしますからぁ!!」
「車に乗れ。私に任せろ」
クロムは俺の言葉を聞くなり、一瞬にして俺を庇うよう前へ出た。……不安が無いわけではないが、いや不安だらけだが、俺に選択肢はない。ウィンシーには悪いが、俺の夢のためにもここは退かせてもらおう。……ぶっちゃけもう会いたくないなぁ。
「!! 待ちなさいよ!!」
ウィンシーが風を操り、再び俺の体が宙を舞う。しかし、同じ轍を踏む俺じゃない。こちらも風魔法で抵抗する。まあ、それでも相手は曲がりなりにも風を司るものである。一介の人間が扱う風魔法など、稚児の遊びに過ぎないだろう。拮抗はしているものの、改善はしない状況から、まだまだウィンシーの余力を感じる。
しかし、想定内である。ウィンシーは俺を傷つけるのが本意ではないためか、力を抑えてくれている。さらに……こちらにはクロムが居る。
「っ! 邪魔しないでよ……!」
「精霊だかなんだか知らないが、ロイをお前にくれてやるわけないだろう」
クロムの剣がウィンシーの頬を掠めた。これは想定外である。流石に流血沙汰は望んでいないし、そこまで必要な状況じゃない。
「ちょ、クロムさん! 傷つけるのはナシで!」
「……分かった」
「獣人如きが……!!」
無事、車内に乗り込んだ俺は車窓から、風吹きすさぶ攻防を見る。どちらも本気を出していないようだ。クロムは俺の意を汲んで攻撃の手を緩めており、ウィンシーの方は相手への驕りが見える。
両者が本気で殴り合ったらどちらが勝つのかは俺にも分からないが……今回に限っては、クロムを舐めているウィンシーに勝ち目はない。
「……あ、運転手さん! 早く出して!」
「はい……」
どこか死んだ目をしている運転手が車を発進させる。……一番の被害者はこの人かもしれない。申し訳ない。強風にあおられながら、車は森から離れていく。
……そういや、さっきの狂信者ってこの車に跳ね飛ばされたよな? 人を轢くような人には見えないけど……まさか、クロムの指示とかじゃないですよね? 彼女に脅されてるわけじゃないですよね?
何回も怯えたように後方を確認する運転手を見て、俺はクロムと共に謝罪することを決めた。
さて、そろそろいいだろう。森から数十メートルの距離が開いた後、俺は車窓を開けてクロムを呼ぶ。
「クロム!」
声が届くか心配だったが、俺が名前を呼び終わったと同時に、クロムはウィンシーの風をいなしつつ車との距離を詰めた。
さすがクロムさん! 普通に車より足が速い!
大した時間もかからずにクロムは魔動車と並走し始める。俺は心の中で運転手に詫びを入れつつ、走行中の車の扉を開けた。
「乗って!」
クロムは車との距離を見ながら、身を翻す。流石と言うべきか、見事に彼女は速度を落とすことなく乗車に成功した。……やけに身を預けたようなジャンプで、俺にもたれかかるように飛び込んで来たのは、きっと気のせいだろう。
だがまあ、ここまで来れば安全だ。きっとウィンシーは森から離れない。……絶縁を視野に入れているほどの問題児とはいえ、一応、相手が泣きださないかという心配が募り、俺は車窓から顔を出してウィンシーの様子を見た。
「許さない! 今度は逃がさないからぁ! ヒッグ……またかくれんぼしようね!!」
うぅむ……心が痛いが、『かくれんぼ』という言葉に、俺は一気に冷静になった。ウィンシーが泣いているのはもはや気にならない。かくれんぼから逃げられた安堵の方が大きい。助かったぁ……。
「かくれんぼ? ……そんなことをしてたのか。可愛らしい遊びだな」
「……森の中を2年間ずっと彷徨うことになっても?」
他人事でしかないクロムの呑気な発言に、俺は遠い目をして、そう答えた。
「――なるほど、そんなことがあったのか。至高の勇者も大変だな」
「やめろよその呼び方……」
ニヤニヤと揶揄ってくるクロムに辟易しつつ、俺はひとまず安堵した。
俺は車内でコンパクトな土下座を披露し、謝罪の意を伝えた後、適当に作ったバックストーリーでなんとか自分がランドであることを誤魔化すことに成功した。
……いや、多分バレてはいると思う。しかし彼女は特に言及してこなかった。俺の地雷を踏んでまた逃げられるのを警戒しているのだろうか? だとしたらテオの二つ名は口にしないで欲しかったな??
とはいえ、まさかあのクロムが気を遣ってくれるとは思わなかった……天変地異が起きるかもな。
だがまあ、依然、問題は解決していない。
「お前も妙なのに好かれたな。その剣どうするんだ?」
「……どうしよう」
ウィンシーの置き土産は、未だ俺の傍らに居る。今も俺の心を読み、こちらの状況が筒抜けになっているだろう。精霊は人気のないあの迷いの森を好み、離れることを毛嫌いする習性があるとはいえ、四六時中ずっと監視されているのは俺の精神衛生上あまりよろしくない。しかし迷いの森へ戻ることもできない。ずっと恨み節吐いてたら愛想つかしてどっか行ってくれねぇかな。……流石に可哀そうか。
まあいわく付きとはいえ、武器は武器。周りに迷惑をかけることもなければ、変な目で見られることもないだろう。……今できることは、これと一緒に骨を埋める心構えだな。決して逃げではない。断じて。
「まあ持ってるだけなら別にいいかな。武器としては一級品だし。護身用にはもってこいだろ」
「……もう冒険はいいのか?」
「え?」
「なに、お前が剣を握っていると、ますます昔を思い出してな」
クロムはそう言うと、車窓から外を眺め始めた。どうやら輝かしい冒険をしていたあの頃に思いを馳せているようである。……俺も懐かしいとは思うが、共感は出来ない。今は平穏に生きるために必死なのだ。……なんで必死なんだろう。普通に生きようとしてるだけなのに。全く世知辛いぜ……。
「……悪いけど、俺はもう大義とかそういうのはゴメンだよ」
「……言ってみただけだ。私も隠居していた身だからな。それに……お前となら、何をしようが悪くない」
やけに湿ったクロムの吐息が俺の耳にかかる。……別に耳が弱いなんてことはないが、さすがにやめて欲しい。身震いを堪えるのも一苦労です。
というか……彼女の思いを蔑ろに逃げ出していた手前、置物のようにジッとしてはいたが……クロムの距離が近い。どれくらい近いかって言うと、それはもう密着してるくらい。5、6人は余裕で乗れるような荷台で、肩と肩がくっついている。それくらい近い。いつの間にか隅に追いやられてるし……。
俺は今、何にドギマギしてるんだろう。クロムが近いからではあるが、それが異性を意識している緊張からか、それとも相手に手綱を握られまいとする防衛本能からなのか……どっちもかなぁ。クロムが何をしでかすか、気が気じゃない。
「それで本題だが……答えは?」
「ん? 答え?」
「……私はまだ、答えを聞いていないぞ? うら若き乙女とは、とても言えないが、これでも女だからな。先延ばしにされると不安でしょうがない。……時間はたっぷりあったんだ。考えてくれたな?」
……えーとー、告白の件、ですかね? いや、俺の記憶だと有無を言わせない気迫でしたが。そもそもちゃんと告白してもらった記憶もありませんが。
これ、ランドの剣とかもうどうでもいいくらいの難問じゃないか? 俺が欲しかったのは考える時間というか、現実逃避するための時間でして。もう言われるまで思い出せなかったくらいには頭から抜け落ちてたんですけど……。
「……ま、また後日ということで」
「……答えは決まってるだろう? さぁ、言えば楽になるんだ。いや、しばらくは寝かせないがな。フフッ」
あ、もう俺の意思とか関係ないんですね。まあ分かってましたけど。
……しかし、ここでイエスと言うわけにはいかない。そもそも言いたくない。ウィンシーほどではないが、クロムさん、あなたも俺のブラックリストに片足突っ込んでますからね? あなたも空虚な『こちらからもよろしくお願いします』を聞きたいわけじゃないでしょう?? まだ、まだその時期じゃあないですよぉ。
その旨を伝えようと直後……クロムの手が伸び、俺の体をガッシリと固定した。
はぇ……?
「さぁ、言え。言うんだ」
「あ、あの、もう少し離れてもらっても……」
「……返事は行動で示してもらう。……今度は抵抗するなよ?」
クロムは俺に睨みを利かせた後、その目を閉じ、顔を近づけて来る。
いや、あの、もはや返事ではなくないですか……? いくらなんでも選択肢が無さすぎるでしょう。もうずっとあなたの一方的な喜劇なんですよ。
何をこんなに焦っているのか理解しがたいが、クロムは後に退けなくなっているようだ。デジャヴにも程がある。昨日の今日とかいうレベルじゃない。
抵抗する気力も無くなった俺は、諦めの境地に居た。どこまでも追いかけて来るクロムに、心のどこかで運命を悟ったのだろう。
我ながら、らしくないとは思いつつも、俺は相手の成すがままでいる。……あぁ、さようなら。俺の純情。
「んー」
俺は傍観を決め込み、唇を突き出すクロムを前にして瞳を閉じた。
……そして唇に何かが触れた。絶対に人肌ではない、冷たい壁である。
「む?」
クロムの間抜けな声が耳に届き、俺は目を開けた。……目の前には、白い壁が広がっている。俺の生気の抜けたような顔が綺麗に反射しており、一瞬にしてそれが剣の刀身であると分かった。
「助かった……」
まさかあんなことがあった後でウィンシーに感謝する時が来ようとは……存外、ひとりでに動くこの剣も悪くない。
最後かも分からない感謝を念じようとした瞬間、刀身は俺の視界から消え去り、クロムの手に収まった。
クロムはそのまま、剣を叩き始めた。轟音を立てて。
「邪魔を! するな! この! この! 私の! 初キスが! 貴様ぁ!!」
いや、それただの剣だし初キスでは……とも思いつつ、いい気味なので俺は放置することにした。
剣はクロムの手から離れ、車内を浮遊し始める。その揺れ方はクロムを煽っているようだ。いいぞウィンシー! やれーやれー!
「私の、乙女の、純情を弄ぶとは!!」
「いや、さっき自分で乙女とは、って……」
俺のそんな声はもう届きそうにない。獣人と剣の取っ組み合いという何ともシュールな光景が繰り広げられ始めた。あぁ、スペースに余裕があるとはいえ、走行中の車内でそんなに暴れたら危な…………言ったところで意味も無さそうだな。
揺れに揺れる荷台の中、俺は運転手に頭を下げることを決め、そのままジェムピースへと帰国した。
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