勘違い風(勘違いではない)

全体的には悪くない

ただ、だからこそあまりに主人公が無能なのがひっかかる

典型的なパターンでいくと
本人スペックは有能
有能スペックで目的を(この場合は退職)を達成しようとするが、行動が思わぬ方向に転がって事態が好転する。それが本人の手腕と思われて…

とか

本人は普通に無能
でも無能で頓珍漢なことをするも結果的にうまく転がってしまって周囲に深慮遠謀を疑われる

とかのパターンが一般的かと思われるが

本人スペックは有能風無能
何かをコツコツこなすこと自体は得意に見えるが、目的の遂行も運任せでやる気を感じられないし、今のところ勘違いされるまでもなくちゃんとしたトレーニングを施す、すなわち普通に業務をこなしてるだけ。
周囲に有能と思われている取っ掛かりの勘違い要素こそあるが、基本は競合相手が無能だからうまくいっているだけで本人も有能ではない

これが、本当はやめたいのだけど悩める生徒を前にするとどうしてもちゃんと指導してしまうというような義理人情タイプならこういう展開も納得できるのだが、あくまで本人は目的優先に動いてるというツラをするせいで無能感が際立ち、ひっかかりを覚えてしまう

だから勘違いモノというより

ポンコツ男と、ポンコツにたまたまきっかけを与えられて沼ってしまったヒロインたちの物語と思って読むといいとかもしれない

あくまで、現状の話(ヒロイン2人目契約くらいまで)ではあるが