小説でのAIの使い方

Tako_tatsuta

小説におけるAIに利用について

これからの話は、この後の


「硬直した頭頂部のハゲた盗聴が趣味の校長の貴重な冗長な話が徐々に町長の情緒に包丁を刺すように響く」


をお読みになっておいた方がわかりやすいかと思います。

読んでいないから内容がさっぱり理解できないということはないように致しますが、読むことをお勧めします。





まず、前提としてこの「硬直した頭頂部のハゲた〜ながすぎ」(以下AI小説)は、題名だけ人間で考え、ストーリーを考え本文化してください、とチャットGPTにお願いして制作しました。



実際読んでいただけるとわかると思うのですが、内容が支離滅裂でちっともよくわかりません。(AIのべりすととかを使うともう少しマシだったのでしょうか…)



また、登場人物の名前がコロコロ変わってしまい、そのたびに修正するハメになりました。



あまり面白い小説とは思えない結果になってしまいましたが、いかがでしたか?



私が考えるのは、AIは小説のあらすじを考えたり、登場人物に個性を持たせたりなど「設定」を考えるのは得意だが、それを本文化するなど具体的なところは苦手なのだろう、ということです。

今回は一万字を超える小説を書いてもらったので、二千文字くらいの短編だとまだマシな気がします。


ですが、最近のAIの進化は目を見張るものがあります。そう遠くないうちに、AI小説がコミカライズ化されたりする未来が来ると思います。つい最近AIが作曲した曲がコメント数日本一を記録しましたしね。ンアッー!(≧Д≦)


今私が考える小説でのAIの活用法は、


1. アイデア出し

ジャンルやテーマを伝えて、あらすじや物語に深みを持たせるためのワンポイントを考えてもらう。

これは123すべてに共通することなんですが、ChatGPTは音声入力ができます。

なので、一度AIに対して小説のあらすじやキャラを音声入力で思いつくままに喋り、AIにまとめてもらう、なんてのもできそうです。


2. プロット構成

起承転結の流れや、章ごとの構成にAIを活用する。

プロットを箇条書きで作ってもらえたりするので、全体像が掴みやすくなります。


3. キャラクター設定

名前、性格、背景、口調など、キャラクターに個性を持たせる。

登場人物同士の関係図もAIで作ってもらえる。


4. 本文の執筆支援

書き出しや会話文、描写表現を提案。

作風に合わせた文体もカスタマイズ可能(ライトノベル風、文芸風など)

ただ完全にAIは難しいし、ちょくちょく直してあげないといけないかも…

特に最初の方の設定を忘れて、あらぬ方向に暴走しがちです。


5. 推敲・校正

誤字脱字チェックや文章の言い回しの改善提案。

これは結構頼りになります。情報に間違いがないかも確認してくれます。


6. 読者目線の感想フィードバック

書いた文に対して、「読者としてどう感じるか」を分析してくれる。

ただ人間ではなくAIなので、ダメダメな評価でもそこまで気にする必要はないかもです。的外れなことも言いますが、たまに欲しかった感想をもらえるとたとえAI相手でもグッときます。(私なんかはまだまだ感想が来ないので…)




と、こんな感じでしょうか。


AIは「共同執筆者」や「編集者」のような存在として、小説家を支えてくれます。

ただし、創造性や独自性はやはり人間の感性が大切なので、AIはあくまで“補助”と考えるのがベストです。というか、完全にAIが書くんだったら小説書く意味ないですしね。


AIは、確実に皆さんの創作の手助けをしてくれること間違いなしです。

自分でストーリーを作るのが難しい初心者の方でも、AIを活用すれば良いストーリーを作れるのではないでしょうか。


ということで、皆さんも、もしよかったらこちらを参考にAIを活用してみてはいかがでしょうか。

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