第2話 明るい未来

 私には他の人と違うところがある、それは有名配信者Aと繋がっていることだ。

 彼と元々知り合いなわけではない、配信者とリスナーと関係ではあったが、気付いたら関わりができていた。今までも何回かご飯に行っている。

 そんな彼をモチベーションに私もSNS活動を地道にしている、人と言うのは一度SNSを始めると承認欲求を満たしたいもので私もダンスや顔を投稿して、みんなに褒められることをやりがいにしていた。

 そんなある日いつものように彼とご飯を食べていたら、彼に行きたい場所があると言われた。私は雰囲気でなんとなく察していた、これはホテルだ。

 もちろん私は彼のことが好きなので断る理由がない、高校生?年齢?そんなの関係ない気持ちがあればなんとかなる。当時の私は恐怖よりも彼とより一層仲を深められることの幸福を感じていた、今後も明るい未来がある

そう信じて疑わなかった。

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