第10話 強制孕ませイベント(残酷描写、性描写あり)


 ⬛︎


 決闘後、日が暮れていた。

 レイとメリナは屋敷へ戻った。

 そこへ、リリアーネも住まわせることにした。


「奴隷の癖に主人と別の家に棲むなどあり得ないからな」


「はい……」


 リリアーネの瞳からは、輝きが失われていた。

 そして何より、決闘での出来事がトラウマになってしまったようで、レイが右手を上げると、ビクッと身体を震わせ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」と言い、泣き出すようになった。


(……こんなこと望んでないんだけどな)


 レイはそう考えているが、メリナは聞き入れなかった。


「さて、レイに奴隷が出来たことを祝って、精液を注いであげないといけないな」


 メリナは笑顔でレイに告げた。


「は、はい……?」

「考えてみて欲しい。君はとんでもない力を持った存在なのに、子孫を残さず死んでいくというのは、人類にとっての損失だ。だから、少しでも多くの子孫を残しておく必要がある。それが、人類の為になるだろう?」


 メリナはそう言うと、レイの返事を待たずに、リリアーネの服を全て剥いだ。そして、メリナはリリアーネの両足を広げさせる。

 リリアーネは自らの手で両足を抱え、股を広げた。

 リリアーネの秘部がくっきりと見えている。


「レイ、やってくれ」

「……ほ、本当に良いんですかね」


 レイは疑問を投げかける。


「やれ」


 しかしメリナは一蹴した。


(怖……)


 レイは渋々服を脱ぐと、リリアーネに覆い被さった。


 ⬛︎


 レイは秘部にゆっくりと挿入するが、同時にリリアーネが呻き声を上げた。


「ぁあ、ぃやぁぁ……ぁぁぁ」


 深く挿入する度に、悲鳴のようなモノヘ変わっていった。


「ぅぁぁ、ぃやぁぁ!」

 

 レイは躊躇し、離れようとするが、メリナがそれを許さない。

 メリナはレイの顔を隠すように、自身の顔を近づけていき、レイの口に舌を入れ込んだ。

 そして、空いた手でレイの上半身の突起を刺激し、快感を促す。

 これによって、レイは快感だけを求めるようになり、獣のように激しくリリアーネへの出し入れをするようになった。


 ⬛︎


 一通りの行為が終わった。

 リリアーネは秘部に精液が大量に注がれ、涙を流しながら眠りについた。

 レイは焦燥感に包まれるも、メリナがそれをなだめる

 メリナはレイに顔を近づけ、何度も唇を重ねながら、甘い言葉を囁き続けた。

 そうしている内に、レイの精神が安定し、メリナへ一つの疑問を投げかけた。


「何故、こんなことを……」


 メリナは満面の笑みで答えた。


「あなたのことが大好きだから! あなたはずうっと、私だけの物よ……」

 

 レイにはその笑顔が、酷く不気味に思えた。


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