第9話 集客のチラシづくり
我々が営業を始めた頃は、担当店のチラシを営業マンが構成した。メーカーが作ったカラーのチラシの裏に、1色刷りで「お店独自のセール」を地域のお客様に訴え、集客を図る。「新商品」「値引き」「懸賞」「点検サービス」他、独自の集客アイデアをチラシに込める。
チラシを出す店の準備は、大変です。
「わざわざ来て頂いたお客様に、良い印象を届ける」
店の清掃は当たり前。カタログスタンドを満タンにし、POP、電球も新しくし、子供向けなどに、お菓子のつかみ取り、くじ引きなど、工夫する。
接客対応は、メーカーから営業、サービス、用品営業が協力し、+店のメンバーである。店にとっての一大イベントだ。
忘れてはならないのが、「笑顔」
「しらけ」は厳禁。盛り上げだけを考える。
ある時、営業所の倉庫にあった小太鼓を持って行った。
くじを引く前、「願いの太鼓どんどんどん」
当たりでも、外れでも「幸運を願って太鼓どんどんどん」これは喜んで貰えた体験です。
後日、電話があり、「セールの時、楽しかったと言ってくれて、新型が売れたよ。有難う。」やっている時は、俺は芸者か?と思ったが、嬉しい結果でした。このチラシをきっかけに、同じ空間を共有できたことで、皆の思い出に残り、「楽しかった」を貰い、絆が生まれ、この積み重ねが、シェアになっていくのだと気づきました。忘れてはならないのは、「共感」です。お客様との、店メンバーとの「共有体験」です。「思い出づくり」です。デジタルではできません。伝えるのが難しいです。
お店の売上を託して貰え、チラシを構成させて貰えるのは光栄です。「絆」を創るチャンスと思い、精一杯の愛情を注ぎこんでください。
最後に、チラシ作りで、最重要項目は3つ「内容」「場所」「時間」だと思います。飲み会の幹事と同じですね。汗と苦労でシェアを創り上げるのです。チラシ作りを面倒だと思わず、絆を創るチャンスだと思ってください。
印刷会社の営業は、「このチラシには愛がある。」と言って持ち帰って行きました。自分の構成したチラシはどうなのか?怖くて聞けませんでした。
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