　休養中の声優・黒崎ケイゴ氏（２９）と、連絡が取れなくなったと事務所が発表した。

　関係者によると、喉の不調を訴えた黒崎氏は先月のイベントを最後に休養。

　その際には笑顔を見せ「今まで休みを取ってこなかったので、少しだけ休んできます。やってないゲームがたくさんあるので」と、ユニークな返しで会場を沸かした。

　休養中もSNSを更新していた。

　ファンとの交流を熱心に行い、同業者や彼の友人からも「ケイゴ？元気元気。モンハン、徹夜したし」「ケイゴくん、電話したけど元気そうだった」と声が上がっていた。

　事務所や家族とも密に連絡を取っていたものの、今月６日を最後に突如として連絡が取れなくなった。

　黒崎氏は、動画サイトにて朗読動画を投稿していた。

　そのうちの一つであった「遠野物語」が、再生回数５０万を突破。

　動画を見ていた事務所がスカウトし、声優の仲間入りを果たした。

　一部から「素人同然の人間をスカウトして何になる」と批判が上がったが、黒崎氏は実力を見せた。

　昨年は大河ドラマのナレーターを務め、今後ますますの活躍を見込まれていたのだろう。

　また、別の事務所関係者からは「黒崎君はある事で悩んでいた」と情報が上がってきた。

　黒崎氏はスカウトのためか常に「素人の癖に」などといった、誹謗中傷に悩まされてきた。

　事務所側でも、注意喚起などは行っていた。

　最後の呟きは「アメリカンドッグって、なんか深夜に食べたくならない？」

　警察はコンビニに出かけた際に、何らかの事件に巻き込まれた可能性を示唆。

　最後に目撃されたのは、自宅マンションのエントランスとされている。

　それ以降の足取りは掴めておらず、現在も行方は分かっていない。

　事務所と家族は、７日に行方不明届を提出。

　警察は、黒崎ケイゴ氏について広く情報提供を呼び掛けている。

　ファンからは「無事でいてほしい」と声が上がる一方で、一部のSNSユーザーからは「プレッシャーがあったんじゃないか」「元々素人だから～」と厳しい声も上がっている。

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