第7話



ふと尿意を感じ目を覚ます。

一体今は何時だろうか、この部屋は窓がないので部屋の中は真っ暗である。

電気をつけ壁掛け時計を確認する。

午前二時四十五分。

起きるまでにはまだまだ時間はありそうだ。

トイレへ行く為、僕はホールへと出る。

ホール内はメインの照明は消えていたが、数ヶ所オレンジ色の照明がついていた。

のり子がつけていてくれたようだ。

中央にある聖母マリアの石像が淡いオレンジの灯りに包まれており、日中見た時より暖かみを感じた。

途中一つの部屋の扉下の隙間から、細く灯りが漏れている事に気がつく。

あそこは確か真琴先生の部屋だった筈だ。まだ起きているのだろうか。

少し気になりつつ、僕はそのままトイレへと向かう。

用を足して手を洗っている途中に、どこからか足音が聞こえた。

誰か起きてきたのだろうか、先程部屋に電気がついていた真琴先生だろうか。 

洗面所から出て誰か確認しようとしたが、ホールには誰の姿も見られない、

戻る途中にふと気になり真琴先生の部屋を見たが、ドアの隙間からは光が漏れている事はなかった。


部屋に戻りベッドに横になると、すぐに眠気が襲ってきて僕はまた深い眠りについた。


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