彼に会えるなら、という主人公のひたむきな感情がこんなことになってしまうとは(泣き笑)
前半を読んで、ただならぬ乗客の雰囲気とチラシからの想像で、他のお店目当ての客にもみくちゃにされて主人公がタダヨシに会えず、その場がシュラと化していくのかな、と思いきや、、、。
そっちのシュラでしたかw
タダヨシとクレープ、雨の日の駅で猛ダッシュでやってくる乗客。ハンズフリー娘。
主人公のうきうきした気持ちが徐々に電車内で違和感に変わっていく様が、とにかくシュールで笑っちゃかわいそうだけど、笑えました。
>タダヨシ、という名前で、半径四メートル以内にいた女たちが、一斉に振り返ったからだ。
ここですw
ほんとは、キミダケとオオヒトヨシだけでなく、お店同様、クレープみたいな物全般、、、手を出した女性も地球一周してるんじゃないか?タダヨシ!悪い男!(笑)
ラスト、主人公も走りたい気分!になっているのが、猛ダッシュからの伏線みたいになっていて面白かっです。
作者からの返信
コメント並びにレビュー、ありがとうござます!
すっかり過去の地層に埋もれてしまっている作品をお読みくださり、恐縮です。
本作みたいな、一つの結末に向かってずんずんヤバい空気を積み上げていくタイプの話だと、もうのっけから全部バレてるんじゃないか、仕掛けが見え見え過ぎるんじゃないかと被害妄想になってしまうのが常なんですが w、こうまで意外性を楽しんでいただけたのでしたら、もう何も申し上げることはありません。
ストーリー的にはギリギリあり得るかどうかの荒唐無稽さを狙ったバカ話なんですが、一方で女性目線だと百パー笑える話でもないのだろうかと気にはなっていました。と言って、これを男女逆転させると、ちょっと別の話になりそうでもあるし。たぶん騙された男の方にいじらしさとか涙ぐましさなんかを投射するのは、無理なんではないかなと。いや、まあ美少年で捨て犬っぽいキャラと悪女のペアにすればいいのでしょうけど、そうすると最後はこうはならないよなあと思うし。
今日のような時勢になっても、男女の関係性というものはリバーシブルではないのだなあと、ヘンなところで感心してしまいます。
>お店同様、クレープみたいな物全般、、、手を出した女性も地球一周してるんじゃないか?
ああそう、このクレープ屋はもちろんタダヨシの「浅く広く」的な 笑 性格を意識した中身にしてます。一種のコレクター根性でしょうかね。多分彼自身は全然悪いことをしてる意識なんかないんでしょうが。でもどこかでツケは回ってきますよね w
話の細かいひだまでしっかり味わっていただき、作者冥利に尽きます。感謝。
いやー、おもしろかった! 私は鈍いのか全然先読みが出来ませんでした。ハンズフリー女がタダヨシという名前を出すまで。第二話で恋愛要素もからんできたので、感動的な再会を果たすのか、とか。いや、湾多さんだからそんな単純ではないだろう、とか(笑)。最後の一行もとてもよくて、小気味よい作品というふに感じました。
作者からの返信
コメント並びにレビュー、ありがとうございます!
本作は最初、切れ目なしの一話でアップしようかと思ったのを思い直して三つに区切ったもので、つまりは第一話、第二話の切れ目でどれぐらい手際よく情報提示できているとかとか、全く考慮せずに書いた作品でありまして w、ほとぼりが冷めて読み直すと、もしかして悪い意味で結構先行きがはっきりしないストーリーになってしまっていただろうかと、ちょっともやもやしていたところでした。
しかしながら誠実に読み続けてくださる読者には、ほどよいミスディレクションにもなっていたようで、のっけから話がバレバレすぎて長ったらしさしか感じない――ということにはなってなかったらしく、そこはよかったというべきなのか……作者的には一直線に作ったつもりの短編ですが、いくらか課題の残る一作だったような。
私の書く短編は、時々想定外に「オチが読みづらい」というような意見をいただくこともありまして、今回はそのへんの塩梅がギリギリで結果オーライになったのかも知れません。とまれ、お楽しみいただけ何よりでした。毎回気持ちのよいコメント、感謝です。次のバカ話はもっと明快に読み解ける話になるはずですので……。
ふうむむ。
これはアレですか。バーゲンセールに殺到するおばちゃんレース的な? 全員クレープ屋のファンとかで。
出だしの説明だと、いかに雨に濡れないかが課題かと思いましたが、折りたたみとはいえ傘持ってますしねえ。
駅と電車の構造説明の部分は、ちと把握しづらくて何度か読み返しました。ここはもちょいスッキリ書いたほうが勢いが出るかも。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
久々に短編のバカ話書いたんですが、オチへ持っていくためのタメの作り方なんかがどうもすっきりとは作れなかったなという感じです。いや、それ以前の問題か? w お題の繰り入れ方からして、すこし作り込みすぎたかなという感触も(今となっては)あるような。まあ遠慮なくぶった斬っていただければと 笑。
>これはアレですか。バーゲンセールに殺到するおばちゃんレース的な?
ああ、まあ、そう見えますよね。実際、それで何割かは当たりなんですが……さて。
>出だしの説明だと、いかに雨に濡れないかが課題かと思いましたが、折りたたみとはいえ傘持ってますしねえ。
ここは本来、「雨天時には敬遠したくなるはずの最後尾の車両に、雨の中を突っ切ってまで何人もの乗客が駆け込んできた」という点を、ちょっとした謎として提示しておきたかったということなんで、主人公が傘を差す差さないという話はどうでもよかったんですよね……。小さな仕掛けにこだわりすぎて、話の本筋が無駄にわかりにくい流れになってたかも知れませんね。
>駅と電車の構造説明の部分は、ちと把握しづらくて何度か読み返しました。
あー、やっぱり。アップ後に何度か読み直してるうちに、「ここらへんだけやたらと説明がくどいかな」と気になってたところです。"最後尾の車両の前寄り"とか、わかりにくい表現の典型ですよね ^^。そもそもこういう描写を入れなけければ話が成り立たないと言うほどでもないので、ほとぼりが冷めた頃にでも考え直そうかなと。まあ梶野さんからの総評を咀嚼し終えた後にでも、ぼちぼち w
編集済
いやー面白かったです。
そこそこ長さはあるんだけど一気に読めますね。しっかりと状況を織り交ぜつつ、このテンポとぐるぐると回る思考。さすがです。
私のラストシーンのイメージはあれ、表大門ですわ。西宮えびすの福男のやつ。
掴み取りたいのはクレープでも彼でもなく、先鋒の一撃なんだけど(*^^*)
いや、『雨の日の駅』がこのようになるとは、とても面白かったです。静寂と活気の間笑。何かにインスピレーションを受けて書くのって面白いなぁと改めて感じました。
ありがとうございましたました!
タイトルの英文が1と2、3で変えてあるのは意図的ですかね?
私の読みでは意図が見えなかったので誤記かと思いました。
見いだせてなかったらすいません。
作者からの返信
コメント並びにレビュー、ありがとうございます!
休日の夜に、むだに長ったらしい話にお付き合いいただいて恐縮です。
>タイトルの英文が1と2、3で変えてあるのは意図的ですかね?
うわ、完全に誤字だ。単語順が入れ替わってたのは気づかなかったです。恥を晒すところでした。感謝です。
>そこそこ長さはあるんだけど一気に読めますね。
ああ、まあ文章がもたつきすぎてるようには見えてなかったんならよかったです。これはでも、湾多の文章にある程度慣れていらっしゃる方ならではという部分もあるかと思いますので、他の方々の意見も聞きたいところ。
>私のラストシーンのイメージはあれ、表大門ですわ。西宮えびすの福男のやつ。
なるほど。たぶん、作中の書かれざる結末も、当たらずとも遠からずという絵面になってるんではないかと 笑。まあ、一番に着くのも十番に着くのもやれることはあんまり変わらんという気もするんですが ^o^。
元々のお題はごく素直な内容だったんですけど、基本、私は「奇をてらえそうな」出題だったら燃える、という悪癖がありまして、今回はまさにその手のバカバカしいシチュエーションがするっと出てこれたので、無事仕上げられました。そういう意味ではAI出題の良し悪しを考察する材料にはなってなかったかも知れませんが,w、いささかでもお楽しみいただけたのなら幸いです。こちらこそ大いに遊ばせてもらいました。ありがとうございました!
編集済
目的地は同じ。なかなか不穏になって来た(*^^*)
キッチンカーの中、狭いで。床とかもっと狭い。週二で床に転がってたなら、それは特殊な何かに目覚めていそうだ笑。
報告
>次に気がつい時
気がついた
作者からの返信
コメント並びに誤字報告、ありがとうございます!
ここらへんはまだネタバレ要素が露見していない段階、という感じで書いたつもりだったんですけど、まあさすがに何か空気がおかしい感じは滲み出ますわね 笑。
>キッチンカーの中、狭いで。
おっと、やはりそういう指摘が。一応レンタル業者の写真とか見て、まあ何がなんでもヤル気になってればできないことはない、と踏んだんですが w。まあそこは色々工夫してやっていたということで。体位とか。
おお!
AIがだしてきたお題がこんなお話に。
冒頭から面白そうですが、駅名が気になりすぎる(*^^*)
修羅へ向かうのか…?!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
地名はふざけた響きをもてあそんでるうちに、なんとなく決まりました 笑。まあ、作中に修羅場の描写はありませんけどね……。
君が丘から君だけ。お人好しを経て修羅へw
せっかく開店したのに、明日から暫く休業……なんてことにならなければいいんですけど……、いや、、、なればいいのに😏
作者からの返信
コメント並びにレビュー、ありがとうございます!
口で説明すればものの十五秒ぐらいで語り終えるような単純な話を無理やり引っ張りまくったような作品にお付き合いいただき、恐縮です。とりあえず"彼"の中身がきちんと伝わっているようで安心しました w
当初の構想では、最後の車掌のアナウンスで、暗に朱良駅で転倒事故が発生している情報が明らかになって、「どうやら他からも(だまされてた女の子が)集まってきてるらしい」ということを主人公が察する、という描写を入れる予定だったんですが、話におまけか付きすぎてる感じだったのでカットしました。さすがに二十人超えは盛り過ぎかなあと思いつつ、非現実的でもない……のかな? まあ、こんだけでも充分ろくでもない話ですんで 笑、目的は達したかな、と。
編集済
I feel like running so much now ! 急への応援コメント
面白かったです。
読みながら各話毎のコメント読むとネタバレになりそうなので、最後まで読んでからコメント含めて再読しました。皆さんとのやり取りも興味ぶかく読ませて頂きました。
一話の時点では明確に不穏なところは読み取れなかったんですが、なぜか、うん?と微妙な違和感がありました。再読しても純愛に読めるような書き方だと思うのに。
二話の序盤から半ばで、あ、そうか、と。違和感のほうが正解かと気付きました。
三話はダメ押しですね。私にはこの先の展開は『Nice Boat』しか連想できませんでした。そういうタイプの男みたいですし。
ただ、少しだけ違和感も残りました。
彼女は準備に時間を取られて出遅れているんですよね? 他の女たちも同じ程度に出遅れているのは偶然の一致としてはちょっと大勢過ぎるような。それとも言外に、店の前には遅れていない女達の大集団が出来上がっているという行間を読ませようとしていた、のでしょうか?
タダヨシと店の状況を書かずに読者に委ねる構成はなるほどと思うのですが、最終的な女の集まる規模が分からずに少し悩んでしまいました。
極端な場合の妄想で1万人くらい(タダヨシの限界は考えない事にする)としたら、店の前で将棋倒しで死傷者多数のニュース速報でたりして、とかも。コメディよりホラーになりそうですが。
他の方へのコメント返答ですが、
>男女逆転させると、ちょっと別の話になりそう
個人的にはこっちのほうも面白くなりそう、と思いました。
現地に行くと大勢の『兄弟』がいて、同じ敗戦を味わった戦友として酒を飲むオチとか。女性がひどい目にあうより、男がトホホとなる方が後腐れなく笑えそう。私の個人的な傾向かもしれませんが。
楽しく読書できました。良いお話をありがとうございました
作者からの返信
コメント並びにレビュー、ありがとうございます!
単純なアイデア一つで、あるべきエンディングにまっしぐらに突き進むタイプの話でしたので、他のコメントにも書きましたがとにかくネタバレしないで読ませられているか、それだけが気がかりでしたが、改めて安心できるコメントをいただきました。一方で、おっしゃっておられた違和感は完全に失念していたことで、ちょっと考えさせられました。
>それとも言外に、店の前には遅れていない女達の大集団が出来上がっているという行間を読ませようとしていた、のでしょうか?
書いてる最中はむしろこっちの方を意識していたようにも思います。ゆかりさんとのコメントに書きましたが、漠然と「朱良駅ですでに騒ぎが起きている」状況をひとこと入れようと思ってたんですが、最後で説明が膨らみ過ぎてダブつくのを嫌ってカットしましたので、初期構想の通りなら同じぐらいの規模の先発組がすでにたかっていると……いや、でもその人数も大概ですかね w。先発、出遅れ合わせて、本作の人数ぐらいなら、何とか現実的なのか? ストーリーをすっきりさせる意味では、同じような時刻にひとかたまりの大集団が、よーい、どんで走り出すイメージにしたいところですが……。
とりあえず修正考えてみます。この頃はそう書いておいて結局放置になることが増えているんですけれども ^^、リストには入れおきます、と言うことで。
>>男女逆転させると、ちょっと別の話になりそう
>個人的にはこっちのほうも面白くなりそう、と思いました。
悪女側の書き方次第かなと思いました。このタダヨシの性格そのままを女性にすると、ちょっと私には興がそそられない人物像になるんで今回の性分担にしましたが、もう少し天然度を上げれば、まあよくありそうな類型になるのか? とはいえ、真相に勘付いた途端にまなじりを釣り上げて駅の構内を疾走する集団と言うのは、やはり女性の方が――と思ってしまうのは、私の嗜好の偏りでしかないのか 笑。
丁寧に複数回読み込んでいただいたようで恐縮至極です。お楽しみいただけて何よりでした。